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ふくいブランド > 健康長寿ふくい「福井の食」

食

そばに選ばれし、福井の風土。

そば畑

 『北緯36度線~38度線』・・・この数字、いったいなんだと思いますか?実は、風味が高くておいしいそばが育つ風土の条件と言われているものです。福井県は北緯36度線上に位置しており、おいしいそばができる環境に当てはまっているようです。県内で栽培されている玄そばは、皮が薄くて小粒。昔ながらの石臼でひいたそば粉を手打ちで仕上げれば、まさに究極の味わいを醸し出します。
 しかも、福井県のそばは、他県にはないオリジナリティにあふれています。それが、そばと大根おろしを組み合わせた『越前おろしそば』。たっぷりの湯でゆであげた熱々の麺を冷水でキュッと引き締め、大根おろしがたっぷり入ったみぞれ状の冷たいダシをかけていただく・・・。独特の食べ方は、福井の食文化の代表格として、全国的にも知られています。
 また、近年のそば人気に伴い、ここ数年、各地で「そば道場」が急増していますが、そば打ち体験施設は実は福井市が発祥。毎年「全日本素人そば打ち名人大会」を催し、平成17年11月には「日本そば博覧会in福井」を開催するなど、『越前おろしそば』の勢いは留まるところをしりません。

大根とそばはヘルシーコンビ。

越前おろしそば

 「越前そばは五臓六腑のアカをとる」そう昔から言われているように、そばを多く食べる福井人は、長生きする人が多いという事実があります。
 そばの成分には、良質のタンパク質や豊富なビタミンB1、ルチンなどが含まれているのですが、特にルチンはポリフェノールの一つで、動脈硬化や脳卒中、高血圧を抑制する効果があります。福井県産のそばには、相対的にこのルチンの含有量が多いそう。さらに、ルチンはビタミンCと一緒に摂取することにより働きが良くなるとされているのですが、『越前おろしそば』の象徴である大根おろしは、ビタミンCたっぷりです。

豆知識越前おろしそば命名の秘密。

 素朴ながらそば粉の味を純粋に味わうことができる「越前おろしそば」。福井のそばの歴史は古く、戦国大名朝倉氏が一乗谷(現福井市)に城を構えた頃に始まり、その後、府中(現越前市)の城主となった本多富正公の頃から「おろしそば」の形で食べられるようになったようです。
 「越前おろしそば」と言われるようになったのは、実は昭和になってから。昭和22年10月、昭和天皇が福井を訪ねられた際におろしそばをお召し上がりになられました。かつてないことながら、お代わりもご所望になり、皇居に戻られた後も「あの越前のそば・・・」とお言葉にされたのだとか。このことがきっかけで「越前おろしそば」として全国に広まっていくことになりました。