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ふくいブランド > 健康長寿ふくい「福井の歴史」

歴史

道元禅師の御寺、大本山永平寺。

五十丁山に入りて永平寺を礼す。
道元禅師の御寺なり。
邦畿千里を避けて、
かかる山陰に跡を残し給ふも、貴きゆゑ有りとかや

大本山永平寺

 俳人 松尾芭蕉は「奥の細道」のなかで、永平寺についてそう書き記しています。深山幽谷に静かにたたずむ曹洞宗大本山永平寺は、1244年、道元禅師が座禅修業の場として創建。現在も約250人の雲水たちが道元の教えを守り、修業に励んでいます。
 道元禅師は、13歳のとき比叡山で出家後、旧仏教の教えに疑問を抱き、中国から禅を伝えた栄西門下の明全禅師に参じて宋(中国)に赴き、28歳で帰朝。京都で約10年間、座禅を布教しましたが、寛元元年(1243年)に越前志比庄の領主 波多野義重公の勧めで福井に教化の場を移転し、翌年に永平寺(当時は大仏寺)を開きました。永平寺で真実の仏弟子を養成する間、「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」など多くの本を著述しました。

世界を魅了する、ZENの心。

 樹齢700年近い老杉を従えた七堂伽藍を中心とする広い境内では、凛とした空気のなか雲水たちが修業に励むとともに、寺内には一般に開かれた道場があり、心の静寂を求めて国内外から訪れる参拝客を迎え入れています。
 永平寺には、花祭り、冬の灯籠まつりなど年間と通じて様々な行事がありますが、なかでも毎年8月の大燈籠(だいとうろう)流しは有名です。ライトアップされた九頭竜川の河原で僧侶らが読経を行い、先人たちへの愛と感謝・供養の思いを込めた燈籠が流されます。一万基もの燈籠が光の帯となって漂う幻想的な光景は、俗世に生きる人々の疲れた心を清らかに洗い流すかのようです。