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木造聖観音立像 │ もくぞうしょうかんのんりゅうぞう │

員数 | 1躯 |
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指定 | 県 |
種別 | 有形文化財 / 彫刻 |
時代 | 平安時代 |
管理者 | 青蓮寺 |
所在地 | 美浜町 |
指定年月日 | 平成24年3月23日 |
指定番号 | 福井県指定第391号 |
青蓮寺(しょうれんじ)は養老元年(717)に泰澄(たいちょう)が創建したと伝えられる真言宗の寺院である。聖観音立像は青蓮寺の本尊として祀られてきた仏像で、一木造、作風から平安時代前期の制作と考えられる。 中国からもたらされた檀像(だんぞう)(白檀(びゃくだん)や紫檀(したん)などの香木を用いて作られた仏像)の影響をうけて、日本にある木材で作られた代用檀像と考えられる。像高が53.5㎝と小像であるが、丁寧に彫出された仏像で、右膝を軽くまげ、腰をひねる体のラインは自然に優美に表現されており、体躯のバランスもよく、造形的に優れた仏像である。 |