福井の文化財

 
福井県内の文化財 埋蔵文化財 ふくい民俗芸能等群認定制度
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 伝 本多富正奉納鞍(梅鉢葡萄蒔絵鞍・巴文螺鈿鞍・張良図蒔絵鞍)
 │ でん ほんだとみまさほうのうくら(うめばちぶどうまきえのくら・ともえもんらでんのくら・ちょうりょうずまきえのくら) │


梅鉢葡萄蒔絵鞍

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指定
種別 有形文化財 / 工芸品
員数 3背
時代 桃山~江戸時代
管理者 大塩八幡宮
所在地 越前市
指定年月日 平成 3. 9.10
指定番号 福井県指定第273号
 

  この3背の鞍は、大阪夏の陣の際に、本多家の軍勢によって持ち帰られ、本多富正が神社に奉納したと伝えられているものである。
  梅鉢葡萄蒔絵鞍は前輪と後輪の中央に金蒔絵で梅鉢文が、全面に葡萄唐草文が描かれており、墨書銘から文禄5年(=慶長元年(1596))の制作であることが分かる。
  巴文螺鈿鞍は表面を青貝で1cm大の巴文を全面に散らし、裏面は卍の継文で飾られている。墨書銘から慶長16年(1611)の制作であることが分かる。
  張良図蒔絵鞍は中国の故事に題材を得たもので、張良が黄石公に沓を捧げている場面が描かれている。墨書銘はないがほかの2点と同じ時期の制作と考えられる。