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 小丸城跡 (附 野々宮廃寺跡) │ こまるじょうあと │


小丸城跡

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指定
種別 史跡
管理者 越前市
所在地 越前市五分市町
指定年月日 昭和31. 3.12
 

  城跡は、五分市町の住宅地の北辺に位置し、味真野扇状地の扇状部に所在する。
 天正年間(1573~85)に、織田信長の家臣佐々成政が築城したものと考えられ、出土している瓦からもそのことが裏付けられている。成政は、前田利家、不破光治とともに府中周辺二郡に配置された、信長の有力家臣である。
 現在は、本丸の一部と周辺部土塁や堀の一部などが残存している。本丸は、約50m四方の、一部石垣を持ち、その周囲に二の丸跡の平坦面が見られる。野々宮廃寺跡は、小丸城跡から道路をはさんで南側約300mのところにある。
 昭和34年(1959)から4年間の調査や平成元年(1989)から3年間に及ぶ調査より、□仏(せんぶつ)片、布目瓦、須恵器などの遺物と基壇と考えられる版築状の遺構が検出されている。建物跡の遺構は確認されていない。創建年代は、検出された瓦から7世紀後半頃と考えられる。なお、建立者は、『続日本紀』等の文献にみえる、当地の豪族味真野氏が比定される。
 
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