福井県はなぜ幸福度日本一なの? 市、町の“しあわせのもと”を一部紹介します!
さまざまな幸福度ランキングで上位に選ばれる福井県ですが、その理由はいったいなんでしょうか? それは福井県内の17の市や町が“しあわせのもと”を整えているから。しあわせとは、「しごと」「あそび」「わ(つながり)」「せいかつ」の頭文字をとったもので、それぞれのまちの暮らしやすさや魅力を伝えるものさしなのです。福井県が発行した冊子「福井県はなぜ幸福度日本一なのか?」では、全17市町のしあわせのもとを紹介していますよ。
福井県が発行した冊子「福井県はなぜ幸福度日本一なのか?」から、今回は7市町の“しあわせのもと”を紹介。各地域の暮らしやすさと魅力を知り、ぜひ実際に足を運んでみてください。
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(1)あわら市/来る人住む人も温かさで包む日本の名湯
福井県最北端のまち、あわら市。 県内随一の温泉地「あわら温泉」 は、周囲が水田に囲まれた落ち着いた雰囲気で、多くの人々に愛される癒やしの空間です。2014(平成26)年には、あわら温泉湯のまち広場に「芦湯」がオープン。福井県産の笏谷石と総ひのき造りで大正ロマンをイメージさせる建物では、5種類の足湯を楽しむことができます。「都会にはないぜいたくがある まち・あわら」で、さりげない賛沢な暮らしをしてみませんか。
●あわら市の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 製造業の労働生産性が高い(全国トップ水準)
あ(あそび)― 一人旅に人気の温泉ランキング、男性部門1位(2年連続)、女性部門9位
わ(つながり)― 金津祭(高さ約6mの山車が圧巻、7月)
せ(せいかつ)― 待機児童率0
【あわら市公式HP】http://www.city.awara.lg.jp/
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(2)福井市/伝統を守りつつ、県都の新しい魅力を想像するまち
豊かな食と自然、歴史的な資産に恵まれた福井市。2016(平成28)年には、福井駅西口再開発ビル「ハピリン」が完成し、まちなかの賑わいづくりの核として、新たな魅力を生み出しています。そして、さらに活力ある未来を目指し、都市圏からの新たな人の流れをつくる取り組みを進めています。先人が培った伝統を守りつつ、未来を見据え、誰もが住みよく、賑わいあるまちを創造しています。
●福井市の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 大学生の就職率全国1位(国立大学の中で、福井大学が8年連続日本一)
あ(あそび)― 日本一の解像度8Kを誇るプラネタリウム
わ(つながり)―ふくい春まつり(歴史を彩る時代行列、4月)
せ(せいかつ)― 県庁所在都市で最も子どもが誕生(合計特殊出生率1.65)
【福井市公式HP】http://www.city.fukui.lg.jp/
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(3)大野市/人を結び、時を結び、地域を結ぶ名水と緑豊かな城下町
緑豊かな自然と、おいしい水や食に恵まれ、歴史と文化、伝統が息づく城下町、大野市。人々は昔からお互いを助け合う「結(ゆい)」を大切に暮らしています。
まちのプランド・キャッチコピーは「結の故郷(くに)越前おおの」。まち全体が魅力の発信に努めています。地元ボランティア「越前こぶし組」もそのひとつ。昔懐かしい人力車により車では味わえない風と景色を、訪れる人々に楽しんでいただいています。
●大野市の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 女性が働きやすい(女性労働力人口比率52.8 ※全国平均49.6)
あ(あそび)― 日本一きれいな星空
わ(つながり)― おおの城まつり(花火と踊りで盛り上がる夏の風物詩、8月)
せ(せいかつ) ― 日本一おいしい水道水
【大野市公式HP】https://www.city.ono.fukui.jp/
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(4)永平寺町/まちの象徴、永平寺の教えを日々の暮らしのなかに
曹洞宗大本山「永平寺」や「吉峰寺」など多くの歴史文化の残るまち、永平寺町。福井大学医学部、福井県立大学などの学術研究機関が立地する学園都市でもあります。
こうした環境のもと、自己を磨く大切さや思いやりの心といった永平寺の教え「礼の心」に基づいた教育が行われています。同時にそれらの教えを背景に、多様性と想像性にあふれたまちづくりが行われています。
●永平寺町の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 大学生の就職率全国1位(福井県立大学経済学部生の就職率日本一)
あ(あそび)― 北陸随一のアユ釣りのメッカ「九頭竜川」
わ(つながり)― 永平寺大燈籠ながし(幻想的な風景、8月)
せ(せいかつ)― 人口あたり医師数全国3位
【永平寺町公式HP】http://www.town.eiheiji.lg.jp/
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(5)越前市/現代の先端産業と、いにしえからの伝統産業が融合するまち
ものづくりが盛んなまち、越前市。越前和紙や越前打刃物(えちぜんうちはもの)、越前箪笥(えちぜんたんす)などの伝統産業から、自動車部品や電子部品など先端産業にいたる幅広い産業があります。
同時に、越前国の国府としての歴史を持ち、国分寺や総社大神宮などの由緒ある寺社仏閣や、昔ながらの町家が軒を連ねる風情ある風景に心が和みます。懐かしさと新しさの融合を重ねる越前市。仕事に、暮らしに、充実した日々を送ることができるまちです。
●越前市の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 製造品出荷額北陸地方上位
あ(あそび)― かこさとし、いわさきちひろを生んだ芸術のまち
わ(つながり)― たけふ菊人形(2万株以上の菊によるアート作品、10月)
せ(せいかつ) ― 平均寿命が長い(全国平均より男性は0.6歳、女性は1.1歳長寿)
【越前市公式HP】http://www.city.echizen.lg.jp/
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(6)若狭町/みんなの笑顔と豊かな自然にあふれるまち
海とともに夏に輝き、山とともに実りの秋を迎え、種とともに冬を越え、梅の花とともに春に舞う。「共生」と「循環」が息づくまち、若狭町。子どもたちは「若狭里っ子保育」を通じて、若狭町の自然の面白さや、生きる楽しさを体験します。そこから生まれる協調性や創造性、自主性から豊かな人間性が育まれていくのです。自然、そして人々。この貴重な財産を地域の皆さんとの協働で未来へとつないでいきます。
●若狭町の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 正規雇用率が高い(71.4 ※全国平均65.8)
あ(あそび)― 400以上の文化財が密集する日本遺産「鯖街道」
わ(つながり)― 若祭(縄文遺跡地を舞台とした祭、9月)
せ(せいかつ)― おいしい水全国2位の瓜割名水
【若狭町公式HP】https://www.town.fukui-wakasa.lg.jp/
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(7)高浜町/人にやさしく安心な、世界に認められた若狭高浜の海
海と山、それぞれに固有の伝統と文化が息づいています。中でも青く美しい海は、環境省選定の「快水浴場百選」にも選ばれるなど、高浜町の誇りとなっています。海があり、山があり、情緒豊かな家並みの残るまち。ここはまるで小さな日本そのもの。きっと好きになる、また来たくなる、そんなまちです。
●高浜町の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 年齢を重ねても働きやすい(高齢者有業率 約28% ※全国平均約20%)
あ(あそび)― アジアで初めての国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得」
わ(つながり)― 和田de路地祭(路地・民宿を活用した祭、9月)
せ(せいかつ)― 若い女性の移住が増えている町
【高浜町公式HP】http://www.town.takahama.fukui.jp/
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いかがでしたか? 福井県が発行した冊子「福井県はなぜ幸福度日本一なのか?」の中から、今回は7市町の“しあわせのもと”を紹介しました。そのほかの市町の暮らしやすさや魅力に関しては、福井県のHPから冊子のPDFを見ることができます。それを読んで、ぜひ各市町に足を運んで、しあわせのもとを体感してください。
福井県が発行した冊子「福井県はなぜ幸福度日本一なのか?」から、今回は7市町の“しあわせのもと”を紹介。各地域の暮らしやすさと魅力を知り、ぜひ実際に足を運んでみてください。
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(1)あわら市/来る人住む人も温かさで包む日本の名湯
福井県最北端のまち、あわら市。 県内随一の温泉地「あわら温泉」 は、周囲が水田に囲まれた落ち着いた雰囲気で、多くの人々に愛される癒やしの空間です。2014(平成26)年には、あわら温泉湯のまち広場に「芦湯」がオープン。福井県産の笏谷石と総ひのき造りで大正ロマンをイメージさせる建物では、5種類の足湯を楽しむことができます。「都会にはないぜいたくがある まち・あわら」で、さりげない賛沢な暮らしをしてみませんか。
●あわら市の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 製造業の労働生産性が高い(全国トップ水準)
あ(あそび)― 一人旅に人気の温泉ランキング、男性部門1位(2年連続)、女性部門9位
わ(つながり)― 金津祭(高さ約6mの山車が圧巻、7月)
せ(せいかつ)― 待機児童率0
【あわら市公式HP】http://www.city.awara.lg.jp/
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(2)福井市/伝統を守りつつ、県都の新しい魅力を想像するまち
豊かな食と自然、歴史的な資産に恵まれた福井市。2016(平成28)年には、福井駅西口再開発ビル「ハピリン」が完成し、まちなかの賑わいづくりの核として、新たな魅力を生み出しています。そして、さらに活力ある未来を目指し、都市圏からの新たな人の流れをつくる取り組みを進めています。先人が培った伝統を守りつつ、未来を見据え、誰もが住みよく、賑わいあるまちを創造しています。
●福井市の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 大学生の就職率全国1位(国立大学の中で、福井大学が8年連続日本一)
あ(あそび)― 日本一の解像度8Kを誇るプラネタリウム
わ(つながり)―ふくい春まつり(歴史を彩る時代行列、4月)
せ(せいかつ)― 県庁所在都市で最も子どもが誕生(合計特殊出生率1.65)
【福井市公式HP】http://www.city.fukui.lg.jp/
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(3)大野市/人を結び、時を結び、地域を結ぶ名水と緑豊かな城下町
緑豊かな自然と、おいしい水や食に恵まれ、歴史と文化、伝統が息づく城下町、大野市。人々は昔からお互いを助け合う「結(ゆい)」を大切に暮らしています。
まちのプランド・キャッチコピーは「結の故郷(くに)越前おおの」。まち全体が魅力の発信に努めています。地元ボランティア「越前こぶし組」もそのひとつ。昔懐かしい人力車により車では味わえない風と景色を、訪れる人々に楽しんでいただいています。
●大野市の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 女性が働きやすい(女性労働力人口比率52.8 ※全国平均49.6)
あ(あそび)― 日本一きれいな星空
わ(つながり)― おおの城まつり(花火と踊りで盛り上がる夏の風物詩、8月)
せ(せいかつ) ― 日本一おいしい水道水
【大野市公式HP】https://www.city.ono.fukui.jp/
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(4)永平寺町/まちの象徴、永平寺の教えを日々の暮らしのなかに
曹洞宗大本山「永平寺」や「吉峰寺」など多くの歴史文化の残るまち、永平寺町。福井大学医学部、福井県立大学などの学術研究機関が立地する学園都市でもあります。
こうした環境のもと、自己を磨く大切さや思いやりの心といった永平寺の教え「礼の心」に基づいた教育が行われています。同時にそれらの教えを背景に、多様性と想像性にあふれたまちづくりが行われています。
●永平寺町の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 大学生の就職率全国1位(福井県立大学経済学部生の就職率日本一)
あ(あそび)― 北陸随一のアユ釣りのメッカ「九頭竜川」
わ(つながり)― 永平寺大燈籠ながし(幻想的な風景、8月)
せ(せいかつ)― 人口あたり医師数全国3位
【永平寺町公式HP】http://www.town.eiheiji.lg.jp/
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(5)越前市/現代の先端産業と、いにしえからの伝統産業が融合するまち
ものづくりが盛んなまち、越前市。越前和紙や越前打刃物(えちぜんうちはもの)、越前箪笥(えちぜんたんす)などの伝統産業から、自動車部品や電子部品など先端産業にいたる幅広い産業があります。
同時に、越前国の国府としての歴史を持ち、国分寺や総社大神宮などの由緒ある寺社仏閣や、昔ながらの町家が軒を連ねる風情ある風景に心が和みます。懐かしさと新しさの融合を重ねる越前市。仕事に、暮らしに、充実した日々を送ることができるまちです。
●越前市の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 製造品出荷額北陸地方上位
あ(あそび)― かこさとし、いわさきちひろを生んだ芸術のまち
わ(つながり)― たけふ菊人形(2万株以上の菊によるアート作品、10月)
せ(せいかつ) ― 平均寿命が長い(全国平均より男性は0.6歳、女性は1.1歳長寿)
【越前市公式HP】http://www.city.echizen.lg.jp/
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(6)若狭町/みんなの笑顔と豊かな自然にあふれるまち
海とともに夏に輝き、山とともに実りの秋を迎え、種とともに冬を越え、梅の花とともに春に舞う。「共生」と「循環」が息づくまち、若狭町。子どもたちは「若狭里っ子保育」を通じて、若狭町の自然の面白さや、生きる楽しさを体験します。そこから生まれる協調性や創造性、自主性から豊かな人間性が育まれていくのです。自然、そして人々。この貴重な財産を地域の皆さんとの協働で未来へとつないでいきます。
●若狭町の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 正規雇用率が高い(71.4 ※全国平均65.8)
あ(あそび)― 400以上の文化財が密集する日本遺産「鯖街道」
わ(つながり)― 若祭(縄文遺跡地を舞台とした祭、9月)
せ(せいかつ)― おいしい水全国2位の瓜割名水
【若狭町公式HP】https://www.town.fukui-wakasa.lg.jp/
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(7)高浜町/人にやさしく安心な、世界に認められた若狭高浜の海
海と山、それぞれに固有の伝統と文化が息づいています。中でも青く美しい海は、環境省選定の「快水浴場百選」にも選ばれるなど、高浜町の誇りとなっています。海があり、山があり、情緒豊かな家並みの残るまち。ここはまるで小さな日本そのもの。きっと好きになる、また来たくなる、そんなまちです。
●高浜町の「しあわせ」指標
し(しごと) ― 年齢を重ねても働きやすい(高齢者有業率 約28% ※全国平均約20%)
あ(あそび)― アジアで初めての国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得」
わ(つながり)― 和田de路地祭(路地・民宿を活用した祭、9月)
せ(せいかつ)― 若い女性の移住が増えている町
【高浜町公式HP】http://www.town.takahama.fukui.jp/
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いかがでしたか? 福井県が発行した冊子「福井県はなぜ幸福度日本一なのか?」の中から、今回は7市町の“しあわせのもと”を紹介しました。そのほかの市町の暮らしやすさや魅力に関しては、福井県のHPから冊子のPDFを見ることができます。それを読んで、ぜひ各市町に足を運んで、しあわせのもとを体感してください。
※写真は福井新聞社提供(一部除く)