今から見られる伝統行事を見に行こう!【9月編】
「ふくい四季のしあわせ綴り」の中から、今回はこの9月に見られる主な「伝統行事」をいくつかご紹介します。ぜひ足を運んで体感してみてはいかがですか?
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(1)豊作を願って「八朔祭(はっさくまつり)」/9月1日(新庄)、9月上旬(日向)/美浜町新庄、日向(ひるが)
八朔祭は旧暦の8月1日に行われる豊作祈願の神事です。400年以上前から続くとされる美浜町新庄の日吉神社の祭りでは、天狗が木型を持って見物客の女性や子供を追い掛け回すという、全国的にも珍しい光景が繰り広げられます。750年以上の伝統があるという日向の祭りでは、子供太鼓の巡行や相撲の奉納などが行われ、化粧まわしをつけた生後一年前後の子供たちがお披露目されます。
【日時】 9月1日(新庄)、9月上旬(日向)
【場所】 美浜町新庄、日向
【詳細URL】 http://fukuinavi.jp/?p=1543
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(2)市民総出で盛り上がる「氣比神宮例祭(敦賀まつり)」/9月2日~15日/敦賀市
敦賀の街が祭り一色に染まる、氣比神宮の例大祭。9月2日の宵宮祭から15日の月次祭まで2週間続く、長祭りとして有名です。子供たちが踊りを奉納したり、神輿(みこし)や山車(だし)が市内を巡行したりと、大変な賑わいをみせます。各商店街が趣向を凝らしたお祭り広場や市民総参加のカーニバル大行進、民謡踊りの夕べなども行われ、見どころたっぷりです。また敦賀まつりのごちそう「ニシンずし」も食べられます。
【日時】 9月2日~15日
【場所】 氣比神宮ほか市内各地
【問い合わせ】 敦賀まつり振興協議会事務局 電話0770-22-8122
【詳細URL】 http://tsurugamatsuri.info/
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(3)男も女も力強く「総社めおとみこし(総社神宮例祭)」/9月15日/越前市京町
地元では「おそんじゃさん」という名前で親しまれている、総社神宮例祭のメインイベント。祭りが始まった1872年当初は男衆がみこしを担いでいましたが、まちおこしの一環として1993年に女性が担ぐ「姫みこし」を実施し、 以降「男みこし・姫みこし」として毎年行われてきました。今では「めおとみこし」に形を変えて受け継がれています。
【日時】 9月15日
【場所】 総社大神宮(越前市京町1-4-35)
【問い合わせ】 総社大神宮 電話0778-22-1127
【詳細URL】 http://www.city.echizen.lg.jp/office/060/050/matsuri-dentou.html
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(4)手に汗握る、白熱の取組「神明宮の御前角力(ごぜんずもう)」/9月18日/勝山市元町
勝山市元町の神明神社の境内で江戸時代から行われていた相撲興業。勝山藩主・小笠原氏も必ず見物したことから由来する「御前角力」は、町の年中行事として300年の伝統があります。現在は境内に設けられた土俵で、市民体育大会の相撲競技として毎年行われています。男衆が力と技をぶつけ合い、熱戦を繰り広げます。
【日時】 9月18日
【場所】 神明神社境内(勝山市元町1-19-24)
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(5)結の力で受け継ぐ舞「稲郷里神楽(とうごうさとかぐら)」/9月中旬/大野市稲郷
宮中で行われる御神楽に対し、民間で演じられるのが里神楽。大野市に現存する4種類の里神楽のうちのひとつ「稲郷里神楽」は、大野市稲郷区で受け継がれている民俗芸能です。稲郷八幡神社の秋の祭礼で執り行われ、天狗や獅子、農家の夫婦などに扮した舞い手が地区内を練り歩いた後、境内で五穀豊穣に感謝する舞を奉納します。
【日時】 9月中旬
【場所】 稲郷八幡神社(大野市稲郷43-19)
【詳細URL】 http://yuinokuni.jp/about/culture/
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(6)小浜のまちが、祭一色「小浜放生祭(ほうぜまつり)」/敬老の日直前の土・日曜/小浜市男山、小浜市街地
300年以上前から伝わる、若狭地方最大の秋祭り。旧小浜の24地区が、隔年で12区ずつ神輿、山車、神楽、大太鼓、獅子の5種類の芸能を、小浜市男山の八幡神社に奉納します。天王社(現・廣嶺(ひろみね)神社)の祇園祭を明治以後引き継いだもので、古くは殺生を戒め捕えた魚や鳥を放つ儀式が行われていたことから、放生祭の名で親しまれています。
【日時】 敬老の日直前の土・日曜
【場所】 八幡神社、小浜市街地
【問い合わせ】 小浜市商工観光課 電話0770-64-6021
【詳細URL】 http://www.hoze-matsuri.com/
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(7)邪気を払う、秋のお神楽「吉崎神楽(吉崎春日神社秋の例祭)」/9月15日前後の日曜/あわら市吉崎
伊勢神楽の系統を伝承しているとされる「吉崎神楽」は、あわら市吉崎の春日神社で、毎年秋の例祭にあわせて披露されます。吉崎神楽保存会のメンバーが真っ赤な獅子を頭にかぶって家々を一軒ずつ訪問し、大願成就、無病息災(むびょうそくさい)、五穀豊穣、家内安全の祈りを捧げて舞い踊ります。地区内を元気に練り歩く子ども神輿も見られます。
【日時】 9月15日前後の日曜
【場所】 春日神社(あわら市吉崎6-15)
【問い合わせ】 あわら市文化学習課吉崎公民館 電話0776-75-1205
【詳細URL】
http://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/kouminkan-n/komin-yoshizaki/oshirase/oshirase/p000655.html
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(8)ときに優雅に、ときに滑稽に「赤崎の獅子舞」/9月第3日曜/敦賀市赤崎
敦賀市赤崎の八幡(はちまん)神社で、江戸時代半ば頃から行われている「赤崎の獅子舞」は、毎年9月の秋季例大祭で奉納されます。伊勢太神楽の影響を受けているとされ、演目は「鈴の舞」「幣の舞」「かに」「寝」「高い山」「千秋楽」の六種類。舞い終わるまで一時間半にも及ぶため、途中で演じ手が気づかれないように獅子の着物の中にもぐりこんで、早替わりをします。また、3年ぐらい習わなければ舞えないほどの、高い技量が必要とされます。
【日時】 9月第3日曜
【場所】 八幡神社(敦賀市赤崎29-2)
【問い合わせ】 (一社)敦賀観光協会 電話0770-22-8167
【詳細URL】 http://www.turuga.org/places/shishimai/shishimai.html
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(9)七福神が福を呼び込む「七福神祭り」/敬老の日/南越前町西大道
南越前町の妙泰寺(みょうたいじ)で行われる「七福神祭り」は、七難を払い、福を授かることを祈る行事です。祭礼が始まると露払い役の天狗(猿田彦大神(さるたひこのおおかみ))・やっこ・おふく・獅子の先導で七福神が登場し、明神会(みょうじんえ)の法要では奉納踊りが舞われるなど、盛大に行われます。江戸時代後期の大飢饉の折、当時の住職と村人が七福神に扮して、凶作・疫病に見舞われた村の惨状を救うために始めたといわれています。
【日時】 敬老の日
【場所】 妙泰寺(南越前町西大道10-8)
【詳細URL】 http://www.minamiechizen.com/tabid/66/Default.aspx
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いかがでしたか? ぜひ足を運んで伝統行事の雰囲気を感じてみてください。
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(1)豊作を願って「八朔祭(はっさくまつり)」/9月1日(新庄)、9月上旬(日向)/美浜町新庄、日向(ひるが)
八朔祭は旧暦の8月1日に行われる豊作祈願の神事です。400年以上前から続くとされる美浜町新庄の日吉神社の祭りでは、天狗が木型を持って見物客の女性や子供を追い掛け回すという、全国的にも珍しい光景が繰り広げられます。750年以上の伝統があるという日向の祭りでは、子供太鼓の巡行や相撲の奉納などが行われ、化粧まわしをつけた生後一年前後の子供たちがお披露目されます。
【日時】 9月1日(新庄)、9月上旬(日向)
【場所】 美浜町新庄、日向
【詳細URL】 http://fukuinavi.jp/?p=1543
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(2)市民総出で盛り上がる「氣比神宮例祭(敦賀まつり)」/9月2日~15日/敦賀市
敦賀の街が祭り一色に染まる、氣比神宮の例大祭。9月2日の宵宮祭から15日の月次祭まで2週間続く、長祭りとして有名です。子供たちが踊りを奉納したり、神輿(みこし)や山車(だし)が市内を巡行したりと、大変な賑わいをみせます。各商店街が趣向を凝らしたお祭り広場や市民総参加のカーニバル大行進、民謡踊りの夕べなども行われ、見どころたっぷりです。また敦賀まつりのごちそう「ニシンずし」も食べられます。
【日時】 9月2日~15日
【場所】 氣比神宮ほか市内各地
【問い合わせ】 敦賀まつり振興協議会事務局 電話0770-22-8122
【詳細URL】 http://tsurugamatsuri.info/
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(3)男も女も力強く「総社めおとみこし(総社神宮例祭)」/9月15日/越前市京町
地元では「おそんじゃさん」という名前で親しまれている、総社神宮例祭のメインイベント。祭りが始まった1872年当初は男衆がみこしを担いでいましたが、まちおこしの一環として1993年に女性が担ぐ「姫みこし」を実施し、 以降「男みこし・姫みこし」として毎年行われてきました。今では「めおとみこし」に形を変えて受け継がれています。
【日時】 9月15日
【場所】 総社大神宮(越前市京町1-4-35)
【問い合わせ】 総社大神宮 電話0778-22-1127
【詳細URL】 http://www.city.echizen.lg.jp/office/060/050/matsuri-dentou.html
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(4)手に汗握る、白熱の取組「神明宮の御前角力(ごぜんずもう)」/9月18日/勝山市元町
勝山市元町の神明神社の境内で江戸時代から行われていた相撲興業。勝山藩主・小笠原氏も必ず見物したことから由来する「御前角力」は、町の年中行事として300年の伝統があります。現在は境内に設けられた土俵で、市民体育大会の相撲競技として毎年行われています。男衆が力と技をぶつけ合い、熱戦を繰り広げます。
【日時】 9月18日
【場所】 神明神社境内(勝山市元町1-19-24)
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(5)結の力で受け継ぐ舞「稲郷里神楽(とうごうさとかぐら)」/9月中旬/大野市稲郷
宮中で行われる御神楽に対し、民間で演じられるのが里神楽。大野市に現存する4種類の里神楽のうちのひとつ「稲郷里神楽」は、大野市稲郷区で受け継がれている民俗芸能です。稲郷八幡神社の秋の祭礼で執り行われ、天狗や獅子、農家の夫婦などに扮した舞い手が地区内を練り歩いた後、境内で五穀豊穣に感謝する舞を奉納します。
【日時】 9月中旬
【場所】 稲郷八幡神社(大野市稲郷43-19)
【詳細URL】 http://yuinokuni.jp/about/culture/
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(6)小浜のまちが、祭一色「小浜放生祭(ほうぜまつり)」/敬老の日直前の土・日曜/小浜市男山、小浜市街地
300年以上前から伝わる、若狭地方最大の秋祭り。旧小浜の24地区が、隔年で12区ずつ神輿、山車、神楽、大太鼓、獅子の5種類の芸能を、小浜市男山の八幡神社に奉納します。天王社(現・廣嶺(ひろみね)神社)の祇園祭を明治以後引き継いだもので、古くは殺生を戒め捕えた魚や鳥を放つ儀式が行われていたことから、放生祭の名で親しまれています。
【日時】 敬老の日直前の土・日曜
【場所】 八幡神社、小浜市街地
【問い合わせ】 小浜市商工観光課 電話0770-64-6021
【詳細URL】 http://www.hoze-matsuri.com/
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(7)邪気を払う、秋のお神楽「吉崎神楽(吉崎春日神社秋の例祭)」/9月15日前後の日曜/あわら市吉崎
伊勢神楽の系統を伝承しているとされる「吉崎神楽」は、あわら市吉崎の春日神社で、毎年秋の例祭にあわせて披露されます。吉崎神楽保存会のメンバーが真っ赤な獅子を頭にかぶって家々を一軒ずつ訪問し、大願成就、無病息災(むびょうそくさい)、五穀豊穣、家内安全の祈りを捧げて舞い踊ります。地区内を元気に練り歩く子ども神輿も見られます。
【日時】 9月15日前後の日曜
【場所】 春日神社(あわら市吉崎6-15)
【問い合わせ】 あわら市文化学習課吉崎公民館 電話0776-75-1205
【詳細URL】
http://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/kouminkan-n/komin-yoshizaki/oshirase/oshirase/p000655.html
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(8)ときに優雅に、ときに滑稽に「赤崎の獅子舞」/9月第3日曜/敦賀市赤崎
敦賀市赤崎の八幡(はちまん)神社で、江戸時代半ば頃から行われている「赤崎の獅子舞」は、毎年9月の秋季例大祭で奉納されます。伊勢太神楽の影響を受けているとされ、演目は「鈴の舞」「幣の舞」「かに」「寝」「高い山」「千秋楽」の六種類。舞い終わるまで一時間半にも及ぶため、途中で演じ手が気づかれないように獅子の着物の中にもぐりこんで、早替わりをします。また、3年ぐらい習わなければ舞えないほどの、高い技量が必要とされます。
【日時】 9月第3日曜
【場所】 八幡神社(敦賀市赤崎29-2)
【問い合わせ】 (一社)敦賀観光協会 電話0770-22-8167
【詳細URL】 http://www.turuga.org/places/shishimai/shishimai.html
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(9)七福神が福を呼び込む「七福神祭り」/敬老の日/南越前町西大道
南越前町の妙泰寺(みょうたいじ)で行われる「七福神祭り」は、七難を払い、福を授かることを祈る行事です。祭礼が始まると露払い役の天狗(猿田彦大神(さるたひこのおおかみ))・やっこ・おふく・獅子の先導で七福神が登場し、明神会(みょうじんえ)の法要では奉納踊りが舞われるなど、盛大に行われます。江戸時代後期の大飢饉の折、当時の住職と村人が七福神に扮して、凶作・疫病に見舞われた村の惨状を救うために始めたといわれています。
【日時】 敬老の日
【場所】 妙泰寺(南越前町西大道10-8)
【詳細URL】 http://www.minamiechizen.com/tabid/66/Default.aspx
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いかがでしたか? ぜひ足を運んで伝統行事の雰囲気を感じてみてください。
※写真は福井新聞社提供(一部除く)