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ほう おん こう
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素朴で奥が深い、昔ながらの「報恩講料理」で、
心と心の交流と食事の大切さを再確認する。
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旬の時期 スペーサー10月初旬〜11月に行われる
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福井県は昔から仏教、特に浄土真宗の教えが広く浸透している地域です。現在でも多くの門徒たちにより浄土真宗の宗祖、親鸞聖人を敬い、先祖を偲ぶ日々のおつとめが盛んに行われています。その中でも報恩講は、親鸞聖人の恩徳を謝す最も重要な行事です。
 その報恩講時の昼食(精進料理)をお齋(おとき)と言い、当番の門徒の方が作った料理を、参拝者にふるまいます。お齋は一汁三菜を基本に、野菜の煮物や和え物中心の献立。しかも食材のほとんどは各門徒が作っている野菜を前日までに持ち寄り、当日、数名の門徒がその食材で数々の料理を作るのです。その形態や献立は地区ごとに代々受け継がれた伝統的なもの。
 厚揚げとじゃがいも、ナスの煮物をはじめ、かぼちゃの煮物、カラシ和え、福井の伝統料理のすこなど、どれも野菜の味を生かした、地味ながらも奥深い料理ばかり。しかしながらそれらは懐かしく、食べる者を温かく包み、幸せな気持ちに導いていくのです。
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報恩講を執り行う住職は、「お齋は、皆が集まってお互いの近況を報告したり、ねぎらったりして、楽しく食事をする場。そこには年代間を超えた交流があり、出会いがあるのです。
 
昔から続く報恩講は、交流が希薄になっている現代において、後世に残したい行事の一つです」と、お齋の素晴らしさを説きます。 各家庭で収穫した野菜を持ち寄り、知恵を出し、料理する。
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そして素朴で、素材の味を生かした料理を皆で楽しく時間をかけて味わっていく。報恩講料理、お齋からは、食事を通した生きる喜びと感謝、そして色々な人との会話を楽しむ、交流の場が自然と生まれてくるのです。
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午前のお勤めと説教が終わると、参詣者は庫裡に集まり、お齋を食べながら楽しい会話をします。
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 報恩講は仏教各派で行われる宗祖の恩徳を謝す法会のことですが、特に浄土真宗の各寺では、宗祖親鸞聖人の忌日を中心に門徒が寺に集まり、昼食(お齋)をはさんで午前・午後にお勤め・説教が行われ、ほぼ終日を寺で過ごします。
 おごそかなお勤めの風景。
 
 報恩講料理の食材は、この時期に収穫された野菜類がメインです。栄養的に見ると、比較的、油を使用しない煮物料理などが多いことから、現代の食生活において懸念されているカロリーや脂質摂取過多を防ぐ献立と言えます。また野菜においても旬の物がメインなので、ビタミンや食物繊維なども豊富に含まれ、それぞれの栄養が充分に摂取できるのです。
1.ご飯 2.厚揚げとじゃがいも、ナスの煮物 3.冬至南瓜 4.お茶 5.冬瓜の煮物 6.麩ときゅうりのカラシ和え 7.味噌汁 8.すこ(里芋((八ツ頭芋))の茎の酢漬け)
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(C)福井県農林水産部食料安全・流通対策課
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