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里芋越前水仙
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厳寒の中、けなげに
咲き誇る冬の花『越前水仙』。
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旬の時期 スペーサー10月中旬〜2月下旬
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お問い合わせ
JA福井県経済蓮
TEL. 0776・54・6463
JA越前丹生 越前町支店
TEL. 0778・39・1226
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 日本海の荒波が打ち寄せる越前海岸。その海岸にせり出した山々には、初雪が舞う季節になると、小さく白い花が無数に咲き誇ります。それは福井県花の「越前水仙」です。30〜40度の急斜面で、海から吹きつける冷たい潮風に当たっても力強く花をつける「越前水仙」は「越前がに」と並ぶ、冬の風物詩となっています。
 越前町の最北部、越前岬のすぐ北側に越廼村に隣接した人口約50人の梨子ヶ平集落があります。ここはその昔、戦いに敗れた平家の落人が隠れ家として七ツの平に別れて住んでいた場所です。この地には、平成11年に日本棚田百選に選ばれた「千枚田」があり、「越前水仙」の栽培が行われています。生産者の一人、山下信一さんは言います。
「越前海岸線の気候が水仙作りに適しているのだと思います。水はけの良い、山の斜面に群生する越前水仙は、生花にする際、日持ちや香りが良いのが特徴ですね」。内陸に比べて雪が少ない地域であることや暖流と寒流のぶつかる海域近くで開花に適した温度など、さまざまな地理的条件が味方になって作られています。
 『越前水仙』は、平安時代に対馬海流にのって中国から流れ着いたという説などがありますが、この事を実証する根拠は現在のところ残っていません。
   この地で育った水仙は、茎が太くて丈夫で香りも強い。正月用の生け花として関西圏や中京、首都圏に出荷され、各家庭を彩るほか、生け花教室のお稽古用としても重宝されています。
 寒さ厳しい福井の冬に耐え、けなげに花を咲かせる『越前水仙』。凛とした表情に誰もが心惹かれる可憐さがあり、冬の花として愛されています。
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規格名 規 格 備 考
40〜50cm  
え-4 4枚葉
50cm以上  
ち-4 4枚葉
35〜40cm  
30〜35cm  
出荷箱に書いてある規格名には“えちぜん”が使われています(左)。生産者で水仙の選別を行い、JAの出荷場に集められた水仙は、そこでも再度検査・選別されます。
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生産者の声
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山下信一さん
越前町梨子ヶ平地区で奥さんと二人三脚で水仙作りを行っています。日々研究を重ね、量より質を大切にしています。「4枚葉で背丈が40〜50cm、花数が5個以上。葉の色が濃い緑色で地際の白い部分(はかま)が3cm以上あるものが良質の水仙です」と水仙選びのポイントを話してくれました。
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茶道に見る水仙
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 茶道における水仙は、戦国時代から「茶花」として用いられ、茶会の時期に見合った季節の花の代表格として珍重されていたそうです。水仙は冬の花であり、季節の風情を尊ぶ茶道において、雪の白さにも似た水仙の透明感が茶人の心を魅了したのではないでしょうか。
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華道に見る水仙
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 いけばなの成立期とされる室町時代の記録(蔭涼軒日録)から、この時代の「立て花」から時を経て「立花」へと展開していく過程で、いけばなの花材として水仙が重用され、冬に咲く数少ない花として松、杜若、蓮、菊と並ぶ「五一色」の一つに数えられるようになりました。
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里芋越前水仙
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(C)福井県農林水産部食料安全・流通対策課
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