ふくいプレミアム食材

上庄里芋
霊峰白山をはじめ、登山者にも人気の経ケ岳や荒島岳など、1000m級の山々に囲まれた奥越前地方は、全国でも有数の豪雪地帯。収穫期も終盤にさしかかる頃、雪が降り始めます。また経ケ岳が噴火して流れ出た黒ボク土壌も里芋栽培に適しています。

上庄里芋 -テロワールの違いが生み出す奇跡の味-

土地と自然と人が作る
ここにしかない里芋。

 里芋は全国に産地がある、ポピュラーな食材です。その中で福井県の奥越前で生産される、上庄里芋が多くのファンから支持されるのは、味と形、身の締まり具合の良さにあります。そしてそれらを語るには、恵まれた自然環境と気候が欠かせません。奥越前を囲む山々から流れる清らかな水と扇状地の肥えた土壌、そして昼夜の寒暖の差、それらが一つとなり美味しい里芋となります。特に寒暖の差は粘り強さとでんぷん質の粒子の細かさに大きく影響、もっちりとした味の秘密でもあります。
 そして上庄里芋といえば、小ぶりながら身が締まり、煮崩れしないことでも有名です。煮込んでも形が崩れないので里芋の旨味をしっかり堪能できるだけでなく、料理の幅も広げてくれます。定番の煮っ転がしや郷土料理ののっぺい汁。さらにはシチューやおでん、赤飯に入れたり、田楽やコロッケの材料にする家庭も多く、冬の食卓を賑わす食材の一つとして、昔から重宝されています。
 なお、同じ種芋を別の場所に持って行って育てても、上庄里芋と同じような里芋は決してできないといわれています。ワインのように、テロワール(風土)の違いが出る、土地と自然と人が作る奇跡の味です。

【お問合せ】 JAテラル越前 大野南支店 TEL:0779-64-1111


掘り起こした里芋里芋料理の数々専用の芋洗い機里芋畑
1つの親芋から子芋、孫芋、中には曾孫芋まで、20個以上が作られる里芋は、1000年以上も前から食べられているとか。地元では収穫後、水車のような専用の芋洗い機を使い、美味しさとなるぬめりを残したまま土と皮だけを洗い取り、日々の料理に使います。