西川誠一さん
(河内赤かぶら生産組合組合長)
「河内赤カブ」と共に生きてきた生産者の一人、西川さん。「種蒔きの頃に多い夕立のお陰で、程よい水分が得られるのもおいしさの秘密です」

 福井県内でも、かなりの山間部にある美山町。そこに昔から作られているのが「河内赤カブ」です。10月下旬、日々の寒さに“冬”を感じるようになる頃、土からほんの少し鮮やかな赤色が見えたら収穫です。
 赤カブの発祥は古く、平家伝説などでも伝えられています。でも、河内赤かぶら生産組合の西川さんは、「河内は山奥なので、昔からの種が交雑なく伝わったのでしょう。それに降雪と気温の差の激しさも、赤かぶらに適しているのだと思います」と話します。また栽培法も、今では減少した焼畑農法であることも、赤カブが続いている理由の一つです。
「焼畑では、灰の作用もあり農薬はまったく必要ないのです。だからここのかぶらは健康的なのです。おいしさは昔から変わっていませんよ」
 ふっくらとした形と鮮やかな赤色。朱色がかった中身も、他には見られない品種です。気になる味は、甘さや辛さ、ほろ苦さなど、調理法で変わるとか。漬け物や味噌汁の具としてもおいしい、魅力的な野菜なのです。

 
「河内赤カブ」を味わうなら、まずは漬け物が一番。組合女性部が作る酢漬けは、しゃきしゃきした歯ごたえとほんのりした甘さが特徴。
お問い合わせ:
河内赤かぶら生産組合 女性部
(代表:梅田敏子)
TEL : 07797・3・2448
毎年7月中旬頃に雑木林を切り開き、2週間ほどの天日干しの後、8月上旬に焼畑をします。
種蒔きは8月10日頃。間引きや除草などをしながら育てます。収穫は10月末〜降雪前までが目安。
 

お問い合わせ:
 福井県経済農業協同組合連合会 園芸特産課
 河内赤かぶら生産組合(西川)

 TEL : 0776・54・6463
 TEL : 07797・3・2063
 
 

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