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母子医療センター
福井県立病院母子医療センターは、平成16年5月の病院の新築移転に伴い、県の周産期医療システムの中核施設として開設されました。新生児集中治療室(NICU)11床とその後方病室である新生児回復期治療室(GCU)9床、母体・胎児集中治療室(MFICU)6床を備えています。
国の総合周産期母子医療センター(厚生労働省)に指定され、合併症妊娠・多胎妊娠・切迫流早産・胎盤位置異常・胎児異常などのハイリスク妊娠・分娩の母体や、出生時体重1000g未満の超低出生体重児などの周産期医療に取り組んでいます。
産科と小児科の医師・看護師・助産師がチームを組み、専門的な治療・看護を行なっています。24時間体制で母体搬送および新生児搬送の受け入れを行い、他診療科と密接な連携を取りながら、高度で総合的な医療を提供しています。
周産期医療情報ネットワークにて、当センターをはじめ県内の母体・新生児治療用ベッドの利用状況を確認し、患者さん受け入れについて情報を交換しています。
小さく生まれた赤ちゃんは、長い間保育器の中での生活となります。子宮内環境に近づけるために音や明かりの調整とポジショニング、母と子のつながりを大切にしたタッチングやカンガルーケアなど、赤ちゃんの発育・発達を促進する看護の提供に努めています。
急性期が過ぎ、状態が安定してくるとNICUからの転棟となります。お母さんが赤ちゃんに慣れるようオムツ交換や授乳、沐浴など積極的に育児参加をすすめていきます。家庭内での養育に向けて、退院の準備をすすめていきます。
制限の多い入院生活の中で少しでも安楽に過ごせるよう、一人一人の患者さんの状態に合わせた看護を提供させていただいております。一般的な治療で経過を見ることが可能になった時点で、同じ階の産科病棟に転棟していただきます。
NICU
MFICU
回診の様子
患者カンファレンスの様子
周産期医療の教育・研修施設として、年数回の新生児死亡症例検討会と周産期研修会を開催しています。更に、県内の周産期医療従事者の研修も受け入れています。
研修会の様子