紹介

福井県立病院救命救急センターは県内唯一の3次救命救急センター(厚生労働省がさだめた重症患者を受け入れる能力がある施設)です。昭和58年当救命救急センター設立以来わが国ではめずらしい北米型のER(emergency room)方式をとりいれ日々軽症患者の診療から重症患者の救命まで、地域医療にあたってきました。北米型のER方式とは救命救急専従医や当直医が診察処置をし、緊急度重症度を判定した上で、必要となれば各科専門医が引き続き緊急手術や入院治療を行うシステムです。わが国でもようやく近年になりER方式を取り入れつつあります。このシステムは24時間365日当病院各科専門スタッフのバックアップがあってはじめて成り立っています。ただし救命救急センターは、救急医と当直医で運営しており、各専門科の外来診察を指名することはできません。

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救急車やヘリコプターなど以外で来院された時間外の患者さんはまず、救命救急センター、時間外受付で受付をします。受付を終えると看護師が問診(トリアージ)に参ります。そこで話を聞きまた血圧や脈拍を測定します。可能な方は受付右側の自動血圧計で血圧を測って待っていてください。そのとき看護師が命の危険が差し迫った状態かどうか判断します。もし、直ちに診察治療を開始しないといけないと判断すれば他の待ち時間の長い患者さんを飛び越えて直ちに処置室に入ることになります。たとえば、以下のようなものが当てはまります。あとは看護師が血圧や脈拍など測定して極端な異常を認めた場合も直ちに診察や治療開始となることがあります。

トリアージで優先順位が高い病気
話もできないほどの呼吸困難、胸痛、耐え難い腹痛(特に高齢者)
3ヶ月以下乳幼児の発熱
人生最大の咽頭痛や人生最大突然の頭痛、吐血、下血
指の切断や、血が止まらない怪我、血が止まらない鼻血
腫れがひどく色も悪く耐えがたい痛みの怪我
80歳以上の高齢者の体調不良など

われわれスタッフは待合室にも目を配り常に緊急度の高い患者、重症患者が隠れていないかみていますが上記症状等あれば申し出てください。ER方式の当センターでは受付順ではなく命を脅かす危険性が高い順番に診察治療いたしております。次に救急車や紹介状を持たれている方の順番が早くなります。かかりつけ医のある方はなるべく紹介状をお持ちくださるようお願いいたします。特に一般外来業務が休みである土日ともなれば患者数も非常に多いため、努力はしておりますが、軽症の場合は長時間お待たせすることもありますのでご了承くださいますようお願い申し上げます。

通常の検診や慢性の疾患の対応は行っておりません。

風邪や軽い鞭打ちなど軽症の場合は、平日なら一般外来の受付時間であるAM7:30から11:00に受付し、通常の一般外来を受診してください。ただし診察券がない方の受付はAM8:00からです。土日の休みには、軽症の場合と判断できる場合は、なるべくかかりつけ医、当番医または二次救急当番病院を受診してください。とてもつらい場合は上記の限りではありません。

診療優先順位
生命を脅かす重症患者
救急車
開業医・他病院からの紹介患者
一般救急患者
※かかりつけ医のある方は、なるべく紹介状をお持ちください。

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教育病院としての役割

当センターは以前よりわが国では珍しいER方式を取り入れてきたため、また若い医師の教育に力を注いできたために全国各地の医師や研修医、学生が常時研修に訪れております。そのかいあってか福井県立病院専従の研修医も全国から集まって研修しております。また、福井大学医学部の教育関連施設ともなっておりますので福井大学の学生も研修しております。医師以外にも研修看護師、救急救命士、看護学生など多くの医療人が研修に来ており活気付いています。そのため、患者さんには何人もの人が何回も同じ事を聞いたりいろいろご不満に思うこともあろうかとおもいますが、どうかご容赦お願い申し上げます。皆様のご理解ご協力の上で、優秀な医療人が育成できていることに感謝いたします。

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当センターの設備

当救命救急センターは重症患者、災害発生時の多人数の受け入れに対応すべく手術室、集中治療室、救命救急病棟、高気圧酸素治療室、24時間着陸可能なヘリポートなどを備えております。

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当センターの実績

救命救急センターを訪れる患者さんは年々増加し現在年間約34000人に上ります。救急車は約年間3100台、ヘリコプターは約年間30台です。

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スタッフ紹介

上田隆夫救命救急センター長を筆頭に救命救急専従医は救命救急科長の林寛之医長を含め6人体制で24時間365日フル稼働しております。看護師は25人体制で患者さんの看護や処置にたずさわっております。

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