北陸経済連合会と北陸三県知事との懇談会

平成17年8月1日(火)に、第33回目の北陸経済連合会と福井県、石川県、富山県の知事との懇談会がユアーズホテルで開催されました。
 懇談会では、下記のように終始熱心な意見交換が行われました。


懇談会

【北陸経済連合会】
 昨年来、各地で台風や豪雨、地震等により貴重な人命が奪われるなど、甚大な被害が発生していることから、社会資本整備の前提となる治山治水等、「安全・安心な地域づくり」に対して、これまで以上に配慮いただきたい。

【福井県知事】
 福井豪雨で感じたことは、情報の重要性である。県では、いろいろな河川の情報をグラフや映像といった目に見えるシステムを作成しておりほぼ完成した。
 さらには、ラジオ、テレビなどの画面とネットワークを組むことにより、避難情報と結びつくようにしたい。

【北陸経済連合会】
 北陸新幹線について、今後は最終目的地である大阪までの一日も早い全線開通に三県をはじめとする関係機関の皆様方と緊密な連携を図りつつ、引き続き精力的に活動していく。

【福井県知事】
 関西の求心力の向上のためにも、大阪までの全線開通が不可欠であり、関西側から外に向かって伸ばしていくという考え方が重要ではないかと思っている。
 道半ばということであり、全力で、北陸三県最大の共通課題であり、目標、夢、希望として、一緒に力をあわせていきたいと考えている。

【富山県知事】
 金沢以西についても、最終的には大阪までつながらないと効果も半減する。引き続き連携しあって強力な運動を進めていきたい。

【石川県知事】
 福井駅部の事業費が新幹線の予算で認められたということで、金沢以西についての道筋が見えてきた。この道筋をより確かなものにしていくために、三県がお互いに力を合わせなければならない。

 と三県知事より連携を強化し、引き続き推進していく旨の発言があった。

【北陸経済連合会】
 企業、団体、研究者などのネットワークを構築し、新技術・新産業創出を目指す「北陸STC事業部」を立ち上げ、会員間の情報交換の場であるサロンを若狭湾エネルギー研究センターで開催したが、会員の方々から、陽子線がん治療について、これからの産学官の非常に大きなテーマであり、感心しかつ今後に期待を持ったということであった。

【福井県知事】懇談会
 陽子線がん治療にしても、福井県単独ではもったいない。これから5年、10年すると北陸は本当に近い距離になるので、そういう想定のもとで準備し、活用しあうことが重要だと考える。

【北陸経済連合会】
 広域観光の推進については、これからは北陸新幹線や北陸地域内の三空港の整備が進む中で、これらを有機的に活用し、国内外の観光誘客を一層推進するため、三県の官民挙げての広域連携強化が必要であると考えており、検討に際して三県の協力をお願いしたい。

【福井県知事】
 観光客は、観光地がどこの県にあるといったことは、あまり意識していない。外国人観光客においてはまったく意識していない。そういう意味で、各県にこだわらず、みんなでうまく連携してやっていくのがいいと考える。
 この1年、いろいろな統計を見直したので、連携の際には、数値の増減の検討もしながら、各県が費用を出し合ってやっていくとよい。

【石川県知事】
 これからの観光を考えた場合に、一県だけではなく県境を越えた形で、いい観光素材を持ち寄ってネットワーク化する必要がある。

【富山県知事】
 海外からの観光客受入れを考えると、県境にこだわらず隣県あるいはもっと広域的な観点から協力することが必要である。

と、三県知事より県境を越えて連携する必要性の発言があった。



   石川県知事、富山県知事の正確なご発言については、各県のホームページをご覧ください。