| 「地球環境フォーラムinふくい」パネルディスカッションでの知事発言要旨 |
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このページは、平成17年3月27日(日)ユー・アイふくい(県生活学習館)で開催された、「地球環境フォーラムinふくい」のパネルディスカッション〜災害から地球温暖化を考える〜での知事発言要旨をまとめたものです。 ◇パネリスト 山田啓二(京都府知事) 齊藤莊藏(鞄立製作所 執行役常務) 崎田裕子(ジャーナリスト、中央環境審議会委員) 沖 大幹(東京大学生産技術研究所 助教授) 西川一誠(福井県知事) ◇コーディネーター 平野次郎(学習院女子大学特別専任教授、環のくらし会議メンバー) |
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<地球温暖化防止の認識について> |
| コーディネーターから、自身と環境との関わりを含め、地球温暖化に対する基本的な認識について発言を求められる。それに対する知事の発言は以下のとおり。 |
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知事 私は常々、地域、自治体で温暖化問題に取り組むというのは、どういう影響力があるのかということを考えている。福井県民は年間一人当たり、十一トンの二酸化炭素を出すそうだ。世界を一万人の町と仮定すれば、福井県は四人分、大体一世帯の影響力を持っている。ローカルで地球温暖化に取り組むのはそういう影響力や意味を持つということである。 もうひとつ、福井県は原子力発電所が十五基ある。発電の際に二酸化炭素を出さないという点で地球温暖化問題では大きな役割を果たしている。原子力は日本の総発電力の35%を占めているが、これを石油や石炭に換算すると、二酸化炭素が17%増えるといわれている。福井県は日本の原子力発電量の三分の一を供給しているので、継続的に5.5%の二酸化炭素削減に貢献しているともいえるわけである。 |
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<地球温暖化の影響について> |
| コーディネーターから、昨年、各地でおきた水害については、地球温暖化も一因であると考えられるが、その体験や対応について発言を求められ、それに対する知事の発言は以下のとおり。 |
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知事 災害時には、ソフト面の応急の対応が大事である。昨年の豪雨では、自衛隊や海上保安庁などの航空機を導入し、人命的な被害を最小限にとどめることができた。私もできるだけ現場に赴き、しかるべき対応をしたわけだが、災害の時は、車よりも自転車がいいと感じた。 しかし走っていると道がでこぼこで二回ほどパンクした。もっと自転車にやさしい町を作らねばと思ったところである。今回の災害では六万人を超えるボランティアが集まり、行政と民間が一体となった福井方式のスタイルができたと思う。 |
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<温暖化にかかる今後の対応について> |
| コーディネーターから、私たちの消費活動や事業所活動が地球温暖化につながっている事実が確認され、京都議定書発効も踏まえ、今後の対応について発言を求められ、それに対する知事の発言は以下のとおり。 |
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知事 福井県は二台三台と車を持っている家庭が多い。そのこと自体は生活のパターンとしてありうるとしても、どこにでも大きな車で出かけず、近いところは小さい車を使うといった使い分けが大事だと思う。私も、仕事上は千五百ccのハイブリッドカーで近いところは十分足りている。また、あまり車だけにたより過ぎないようにして、自転車や歩くといったことも心がけると良いのではないか。また、スピードを出さないスロードライブを実践するなど使い方を考えていただきたいと思う。 ところで、東京にものが集中する現在の状況は、エネルギー的にもロスが多く、もっと分権的な姿になることが望ましい。福井においても、都市と農村の役割をしっかり定めないとエネルギーに浪費が生じるので、町づくりの面で知をつけなければならない 。 |