2005年日本国際博覧会
「愛・地球博」福井県の日
〜健康長寿な福井です。〜

このページは、愛知県で開催中の愛・地球博(愛知万博)で7月25日に行われた「福井県の日」ステージでの西川知事の発言をまとめたものです。
 「福井県の日」のステージイベントは、「健康長寿な福井です。」をテーマに、午前、午後、夕方の計3回行われ、3ステージともEXPOホールは、満員のお客様でいっぱいとなりました。
 ステージは、10月22日から11月3日にかけて県内一円を会場に開催される「第20回国民文化祭・ふくい2005」のPRを皮切りにスタート。 昨年の福井豪雨の被災地、美山みやま蔵作くらつくりの平均年齢70歳の「劇団ババーズ」によるユーモラスな創作劇が演じられ、観客の笑いを誘っていました。
 その他、郷土芸能「馬鹿ばやし」(福井市)や「下村しもむらの獅子舞」(名田庄なたしょう村)、あわら温泉女将の会の皆さんによるあわら温泉のPRなど、福井県の魅力を存分に紹介しました。
 ステージの最後には、コシヒカリや福井梅干し、若狭塗箸などの特産品が当たる抽選会も行われました。

インタビュー

【司会】
 西川一誠福井県知事と一緒に、福井県の魅力に迫ってまいりましょう。
【知事】
 みなさん、こんにちは。
 福井県知事の西川一誠です。
 ようこそ、福井県の日にお越しいただきありがとうございます。
 今日は、ここ「愛・地球博」のEXPOホールから、福井県の魅力を紹介したいと思います。
 ところで、みなさんは、福井県が全国の中でも有数の「健康長寿な県」だということをご存知でしょうか。ご存知の方は手をあげてみてください。
 この時間は、なぜ福井県の人は、健康で長生きなのかをしっかり宣伝したいと思います。
 お帰りになったら、お知り合いの方にも健康で長生きな福井県のことをお伝えいただきたいと思います。
 さらには福井県にお越しいただきますと、健康長寿な福井県のすばらしさを見つけていただくことができると思います。
今日のステージは、若い女性・・・・の劇団「ババーズ」の公演や郷土芸能、福井の特産品プレゼントなど福井の魅力が盛りだくさんの内容です。
劇団「ババーズ」
 どうぞ、最後までごゆっくりお楽しみください。

<健康長寿な福井県の紹介>
【司会】
 ありがとうございました。           (劇団「ババーズ」)
 西川知事、ただいまお話の中に出てきました「健康長寿な福井県」について、もう少し説明していただけますか。
【知事】
 はい。福井県は戦前までは寿命の短い県でしたが、戦後、県民の皆さんの努力のおかげで戦前からずっと改善して、2000年に行った調査では、福井県の平均寿命は、男性が78.55歳、女性が85.39歳でいずれも全国第2位となり、わが国を代表する健康長寿な県となりました。
【司会】
 では、福井県の長寿の理由はどこにあるのでしょうか。福井県では、各種の文献や県民栄養調査などのデータをもとに分析し、5つの要因を明らかにしました。これを西川知事に説明していただきましょう。
     福井県の長寿の要因
       1 「福井の食生活」は長寿のみなもと
       2 福井県民は働き者で ボランティア活動が盛ん
       3 家族と地域で育む 心穏やかな長寿の気風
       4 保健と医療と福祉が支える長寿
       5 心の健康を支える経済的ゆとり
【司会】
 1つめの「『福井の食生活』は長寿のみなもと」ですが、ここで、福井の食生活の特徴を表す興味深い数値をご紹介しましょう。
 1人当たりの食物の摂取量では、福井県民は、お米といも類が全国1位、豆類は5位です。逆に、高血圧と関係のある塩分の摂取量は低い方から数えて全国9位です。
知事、健康長寿福井を紹介 【知事】
 お米を日本一食べる県、それもおいしいお米、コシヒカリを食べているんです。福井県はコシヒカリ発祥の地で、福井県民は、長い間、お米中心の食事を続けてきました。
 あと、いも類や豆類ですが、里芋の煮っ転がし、豆腐やがんもどきなど塩分控えめで健康長寿につながる郷土食を食べています。
【司会】
 福井県の人は、特に意識しないで自然にそういった食生活をされているから、長生きなのかもしれませんね。 
 次の「福井県民は働き者で ボランティア活動が盛ん」ですが、知事、働き者なんですか。
【知事】
 はい、働き者です。共働き世帯の割合は全国最上位で、男性も女性も力を合わせて仕事をしています。
【司会】
 女の人がよく働く県なんですね。
【知事】
 はい。年配になっても、たとえば農業など、体力に合わせて働いています。まさに、「女性の元気が福井の元気」。福井の豊かさと命を支える農業です。
ボランティア活動も盛んで全国5位。
【司会】
 福井県は昨年は、福井豪雨の被害にあわれましたね。
【知事】
 はい、全国から6万人の方がボランティアとして応援に来てくれました。
【司会】
 なるほど。そうやって助けていただいたから、福井は、ボランティア活動が盛んなんでしょうね。
 このほか、「家族と地域で育む 心穏やかな長寿の気風」「保健と医療と福祉が支える長寿」「心の健康を支える経済的ゆとり」がある福井です。
 福井では、よく持ち家率が高いとか、三世代同居の比率が高いとか言われています。また、1世帯当たりの貯蓄額が全国1位。 お金持ちなんですね。だからでしょうか、将来や老後について不安を感じる人の割合も全国一低いというデータがありますが、これらをまとめて一言お願いします。
【知事】
 福井は、大きな家に一緒に住む、スープの冷めない距離に住む、もっともストレスを感じない、生活しやすい環境に恵まれている県だと思います。
 また経済的なゆとりも、心の健康に重要な役割を果たしてきたといえると思います。
馬鹿ばやし 【司会】
 ありがとうございました。
 みなさん、健康長寿の秘密がお分かりいただけましたか。
 それでは、健康長寿につながる福井の食べ物をご紹介しましょう。
【知事】                       (馬鹿ばやし)
 まず、「越前おろしそば」ですね。大根おろしを加えただし汁をかけて食べる。福井特有の珍しい食べ方です。
【司会】
 そばは、体に必要な栄養素がバランスよく含まれていて、中でもルチンという成分は動脈硬化、脳卒中、高血圧を抑制する効果があります。そして、ビタミンCをたっぷり含んだ大根おろしをかけて食べると、このルチンの働きも一層強くなるそうです。
【知事】
 次は、焼きさばですね。これも独特の食べ方で、鯖をそのまま姿焼きにしたものです。
 最近では、焼き鯖寿司・・・空弁そらべんが有名です。
 このほか、らっきょう、梅干、すいか、ミディトマトなど、おいしくて健康長寿につながる食べ物はたくさんあります。
 それから、11月になると、海の幸の王様が登場します。わかりますか。
 そう、「越前ガニ」と「若狭ふぐ」です。
 後ほど、あわら温泉の女将さんも登場されますが、今から旅館、民宿は、予約していただかないと間に合いません。
 ぜひ福井県に来ていただき、「健康長寿の福井県」を体感してください。
【司会】
 どうもありがとうございました。知事もますますご健康でご活躍ください。西川一誠福井県知事でした。
【知事】
 はい。ありがとうございます。
 皆さんとご一緒にがんばりましょう。