福井港開港指定記念式典
知事あいさつ

 このページは、平成17年4月24日(日)に福井港北埠頭で行われた福井港開港指定記念式典における知事のあいさつの要旨をまとめたものです。


 本日ここに、開港を悲願としてご尽力いただいた国会議員、県会議員の先生方、地元経済界の皆様をはじめとする多数のご来賓ならびに関係者の皆様の御臨席を賜り、記念式典を挙行できますことは、大きな喜びです。
 また、福井港の関税法上の開港および無線検疫対象港指定にご尽力いただきました大阪税関をはじめとする多くの関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

 これまで、福井港に外航船が入港するためには、他の港に寄る必要がありました。このことから、日数的には半日から、土日を挟むと三日ほど余計にかかってしまうこともあり、コスト削減とスピードが求められている物流環境の大きな障害であした。
 そのため、県では、取扱貨物量や取扱品目の増加に取り組み、平成16年には外航船の入港隻数が過去最高の78隻と対前年1.7倍の伸びを達成することができ、関係者の皆様の働きかけもいただき、今回の開港に結びつきました。
 開港指定を受けたことで、外航船が直接入港することができるようになったことから、東アジア諸国などとの直接貿易も可能となり、名実ともに「国際港」となりました。
 今後、この福井港をとおして貿易量の増加などによる本県の経済の活性化が大いに期待されます。

 先般、県庁の若手職員が中心となり、これから25年後のふくいの姿がこうあるべきというビジョンを作りました。その中で「四通八達 福井」を描いています。
 これは、人や物が行き来するアクセスが四方八方に通じているということで、福井港を日本海側の玄関口としてフルに活用し、観光や経済、人材の交流を活発に行うこととしており、今回の開港は、まさに、四通八達に資するものです。
 また、地球温暖化など地球規模の環境問題への関心が高まる中、トラック輸送に比べ二酸化炭素の排出量が5分の1程度に軽減され、エネルギー効率に優れている海上輸送が注目を集めています。
 今年度の予算でも貨物量の拡大を図るための助成制度を創設するとともに、港湾利用手続きの簡素化など利用者のニーズに応えた港湾サービスの向上に努めることにより、福井港の利用促進を着実に推進してまいりたいと考えておりますので、皆様方には引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 終わりに、福井港をはじめ元気な県土の発展ならびに本日お集まりの皆様方の今後ますますのご健勝とご多幸と本日のすばらしい春の日を機に港が前途洋々たることをご祈念申し上げまして、ごあいさつといたします。