第50回記念日本身体障害者福祉大会が、福井県で盛大に開催されますことをお慶び申し上げます。また、全国各地からお越しいただきました多くの皆様を心から歓迎いたします。
この大会に参加された皆様には、それぞれの地域において、障害者福祉の向上に活発にご活躍されておられますことに深く敬意を表します。
身体に障害のある方々の自立と社会参加の促進を目指す本大会において、有意義な意見交換が行われ、第50回の節目となる記念すべき大会が、障害者福祉のこれからの一層の向上につながることを期待しております。
【福井県が取り組む障害者支援 〜「一人ひとりの命が輝く福祉」の実現をめざして〜】
障害のある人もない人も共に支え合う社会づくりが求められる中、障害の程度にかかわらず、地域で安心して暮らしていくためには、就労支援をはじめとする生活のさまざまな場面での福祉サービスの提供と充実が必要です。
福井県では、「一人ひとりの命が輝く福祉」の実現を目指し、授産施設や福祉工場など自立に向けた環境整備とホームヘルプなどの福祉サービスの充実に力を入れております。
その結果、本県における企業の障害者雇用率は全国平均を上回り、障害者施設の整備率も全国トップクラスにあります。
また、子供たちが身近な地域で安心して専門医による診察や理学療法などの訓練を受けることができるよう、全国で初めて、地域の病院と協力するしくみを整え、障害の早期発見、早期治療を図ることとしています。
さらに、3月には、「障害者の自立を考えるフォーラムinふくい」を開催し、障害のある人とない人が全国から一堂に会して自立に向けた取組みについて議論を交わしていただいたところです。
【ふくい2030年の姿 〜「福縁」による活動を推進〜】
さて、福井県では、20代、30代の若手職員が中心となり手作りで、将来の様々な課題を洗い出し、25年後を想定した福井の将来像、県民の夢をこの3月に「ふくい2030年の姿」として作成しました。
このビジョンの中では、福井県が全国に誇るべき方向を「生活優先、自立社会」として打ち出し、従来からのつながりである「地縁」による地域活動に加え、特定の目的の下に有志が集まる新しい縁である「福縁」による活動を広げ、障害のある人、高齢者、子供たちを支える福井になるべきだとしています。
他にも全国に誇れる「健康長寿世界一」、「日本で最も安全・安心な福井」やユニバーサル・デザインのまちづくりなど、県民が理想や希望として抱いている将来像を描き、これを実現していきます。
【福井県の特徴と見どころ】
福井県は、澄んだ空気、清らかな水に代表される豊かな自然と、美味しい食材が豊富にあり、県民の平均寿命が男女とも全国第2位の長寿県です。
県外からお越しの皆様には、是非この機会に福井生まれのコシヒカリや新鮮な春から夏にかけての魚や海産物を召し上がってください。
また、日本最大の恐竜化石の産地・勝山市にある県立恐竜博物館、永平寺、若狭の国宝などを訪ねられ福井の歴史や文化も満喫していただきたいと存じます。
最後に、本大会の開催にご尽力いただきました関係者の皆様に深く感謝いたしますとともに、大会の盛会と皆様のご健勝を祈念いたしまして、歓迎のことばといたします。
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