北陸新幹線
 福井県内着工記念県民大会あいさつ

 このページは、平成17年6月4日(土)にフェニックスプラザで行われた北陸新幹線福井県内着工記念県民大会での知事のあいさつをまとめたものです。


知事あいさつ

 北陸新幹線 福井県内着工記念県民大会の開会に当たり、ごあいさつ申し上げます。
 本日、北陸新幹線の整備促進に、大変なご尽力いただいている小里先生、久間先生、野沢前法務大臣、本県選出国会議員、県会議員の先生方、地元経済界の皆様、栗田前知事をはじめとする多数のご来賓ならびに関係者の皆様のご臨席を賜り、また、幼稚園児の皆さんから、学生、社会人、熟年の方々まで、幅広い世代層から、大勢の県民の皆様のご参加をいただき、福井県内着工記念県民大会を挙行できますことは、大きな喜びであります。
 さらに、これまでご尽力いただきました国会議員の先生方、国土交通省、鉄道・運輸機構、地元関係者のご支援、ご協力に心から感謝申し上げます。

【北陸新幹線建設への歩み】

 北陸新幹線の歴史は、昭和40年の「北回り新幹線」をアピールしたことにはじまるとされますが、本県でも、県勢発展のため、高速交通体系の整備が不可欠と考え、昭和47年から「北陸新幹線の建設促進」を、国への重要要望事項として取り組んできました。
 昭和48年には、北陸新幹線が整備計画とされましたが、石油ショックにより着工が見送られ、その後も国や国鉄の財政悪化のため、整備新幹線建設は「当面見合わせる」とされるなど、昭和62年に整備新幹線の凍結が解除されるまで、長い時間を要しました。
 しかし、こうした厳しい状況の中にあっても、県選出国会議員、県議会議員の先生、経済界の皆様を先頭に、沿線都府県で構成する「北陸新幹線建設促進同盟会」や「福井県北陸新幹線建設促進同盟会」などを中心に、たゆまぬ運動を強力に展開し続けました。
 その結果、昭和60年の小松・芦原温泉間の駅・ルートの公表を皮切りに、昨年12月の政府・与党申合せによる、福井駅部の認可と新幹線本体予算による17年度初の着工、20年度末までの4年間での完成および南越・敦賀間の工事実施計画の認可申請の決定まで、着実に歩みが進められ、本日の着工を迎えることができたところです。

【着工の意義と今後の早期整備に向けての決意】かま入れ

 本日、県民の長年の悲願であった新幹線建設の槌音が県内に響くにいたったことは、30数年に及ぶ県民一丸となった、これまでの運動の大きな到達点であると同時に、新幹線が通る新しい福井をつくっていくための、基点となるものです。
 今後は、明るい福井の将来像のもととなる福井駅の一日も早い完成を図るとともに、整備新幹線の取扱いについて早期に見直しが行われ、一日も早い福井までの開業と敦賀までの整備促進が実現されるよう、引き続き最大限の努力を重ねてまいります。

【ふくい2030年の姿 〜四通八達〜】

 今年3月に、県庁の若手職員が中心となり、将来の様々な課題を洗い出し、25年後を想定した福井の将来像、県民の夢を「ふくい2030年の姿」として作成し、その中で「四通八達」福井を描いています。
 「四通八達」とは、鉄道や道路、通信が四方八方に通じ、人や物が自由に行き来するという意味ですが、北陸新幹線の開通により、近い将来、本県は日本海側で三大都市圏に最も近い県となり、また、福井から3時間到達圏内の人口が現在の約2.3倍(2,700 万人)に膨れ上がるなど、観光客の大幅な増加、企業のビジネス活動や地域間交流の飛躍的向上が期待されるものであり、「四通八達」の第一歩として大変意義深いものです。
 皆様におかれましては、福井駅部着工を契機として、さらなる北陸新幹線の延伸に向けての取組みに、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 本日、ご参会の皆様の今後ますますのご発展とご健勝を心からご祈念申し上げましてごあいさつの言葉といたします。