第46回福井県婦人福祉協議会総会の開催に当たり、お祝い申し上げます。
近年、離婚による家庭生活の破綻や生活の困窮、夫からの暴力など、保護を必要とする女性の問題が多様化、複雑化してきております。
保護を必要とする女性や暴力被害女性を早期に発見し、必要な相談や保護などの支援を行うためには、県や市の福祉担当部局のみならず、法務・警察関係や雇用・労働関係の公的機関、民生委員や民間団体などの協力機関との緊密な連携が大変重要となっております。
このような中、貴協議会におかれましては、40数年の長きにわたり、光成会長のもと、「女性の悩みごと110番の家」を県下全域に設置するなど、女性保護のための活動を積極的に実施され、着実な成果を上げておられることに対し敬意を表します。
【福井県が取り組む少子化対策】
県では、本県の少子化を取り巻く状況を踏まえ、次代の福井を担う元気な子どもを育てていくため、新しい福井県の少子化対策に関する計画として本年3月に「福井県元気な子ども・子育て応援計画」を策定しました。
この計画では、「子育ての喜びを共にする福井」、「子どもが元気で安全に育つ福井」の2つを基本目標とし、重点取組のひとつに「若者の出会いの場づくりと自立支援」を挙げ、結婚対策の充実に取り組んでおります。
6月1日には、平成16年の人口動態統計において、本県の離婚数が平成15年の1470組から平成16年には1421組へ減少したと公表されましたが、結婚を支援していく上で、こうした傾向は大変好ましいことです。
県が協議会に委託して実施している、結婚相談事業については、誰もが安心して相談できる公的な結婚相談所として県民から信頼され、一昨年度は22組、昨年度は28組の結婚が成立し、今年度も既に14組(5月末現在)の成果を上げていただくなど、皆様方の積極的な取組みにより、結婚支援を通しての少子化対策に貢献していただいておりますことに重ねて感謝申し上げます。
【ふくい2030年の姿 〜子育てシステム・ナンバーワンの社会を目指して〜】
また、県庁の若手職員が中心となって、本県の25年後の未来像を描いた「ふくい2030年の姿」をとりまとめました。その中では、子育てシステム・ナンバーワンの社会、そして、子どもがたくさんいる社会の実現を目指しています。
そのためには、子育ての多くを担っている女性の負担を軽減することが必要であり、貴協議会の果たす役割はますます大きく、これまで培ってこられた豊かな知識、経験を活かされ、一層のご尽力をいただくようお願いします。
最後に、福井県婦人福祉協議会のますますのご発展と、皆様方のご健勝を祈念して、あいさつといたします。
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