福井県立恐竜博物館の開館5周年を記念した特別展「大空に羽ばたいた恐竜たち展」の開会に当たり、一言あいさつ申しあげます。
福井県立恐竜博物館は、平成12年7月14日に、日本で最も多く恐竜化石が発掘されている、ここ勝山市に、国内で唯一の恐竜専門の博物館として開館しました。
これまでに175万人を超える皆様が利用されました。
【恐竜博物館が果たした役割】
開館以来、福井で発見された肉食恐竜フクイラプトルや草食恐竜フクイサウルスの全身復元骨格など、39体の恐竜骨格をはじめとする、1700点余りの豊富な展示物と、恐竜に関する高度な研究により、国内のみならず海外からも高い評価を得てきました。
また、こうした博物館としての実力に加え、子どもから大人まで家族そろって (特別展の様子)
来館できる、楽しく、興味の湧く多くの企画を実施し、子どもたちの持つ科学に対する飽くなき好奇心と、学問との間の架け橋として、大きな役割を果たしてきました。
さらに、近年の恐竜ブームの中、恐竜博物館は、本県の主要な観光地となりました。
県では、この博物館を旅行コースに取り入れた旅行商品の開発に取り組むなど、恐竜博物館は、本県のブランドの創造にも大きな役割を果たしています。
【世界初公開 始祖鳥類の展示】
さて、毎年夏には、世界最高水準にある各国の博物館と協力をして、質の高い特別展を開催してまいりました。
このたびの特別展も、世界初公開となる「始祖鳥類」の展示をはじめ、地球の歴史の最新のテーマである「恐竜から鳥類への進化」を当時の環境も再現しながら紹介しています。
この特別展のため、貴重な化石の展示 (始祖鳥の展示)
に多大な協力を受けました中国地質科学院、地質研究所をはじめとする中国側関係者の皆様、特別展の主催者として、宣伝、広報などにご尽力いただいている福井新聞社はじめ、関係者の皆様に、心からお礼申し上げます。
特別展の会期は本日から11月3日までです。
本年10月22日から11月3日までは「第20回国民文化祭・ふくい2005」も開催しており、勝山市では、恐竜文化フェスティバルとして、恐竜に関するミュージカルやシンポジウムが開かれますので、併せて、多くの皆様の来館をお待ちしております。
今後とも、この恐竜博物館が、恐竜化石の発掘と研究のための機能を高めるだけでなく、多くの方にお来しいただき楽しめる施設となるよう、例えば恐竜ロボットの展示、独自のミュージアムグッズの開発、観光客が気軽に化石発掘を体験できるコース設定など、大いに福井を全国に向けPRできるよう、工夫に努めてまいりますので、皆様の変わらぬご協力をお願いいたします。
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