国民文化祭・全国吟詠剣詩舞道祭あいさつ

 このページは、平成17年11月3日(木)にサンドーム福井で行われた国民文化祭・全国吟詠剣詩舞道祭での知事のあいさつをまとめたものです。



 「第20回国民文化祭・ふくい2005『全国吟詠剣詩舞道祭』」の開催に当たり、ごあいさつ申し上げます。

 第20回の節目を迎えた国民文化祭も最終日を迎えましたが、全国各地から、吟詠剣詩舞をこよなく愛される大勢の皆様をお迎えし、『全国吟詠剣詩舞道祭』が盛大に開催されますことを、心からお喜び申し上げます。

 今回の全国吟詠剣詩舞道祭のサブテーマは、「ふくいに集い、燦めく吟と舞」です。本日、出演される皆様には、日ごろの研鑚の成果を遺憾なく発揮されますとともに、ここ福井県で交流の輪を深めていただくことを期待いたします。

 福井県には、再来年が即位1500年に当たる継体天皇に連なる古い歴史、永平寺の道元禅師に代表される精神文化があります。

  また浄瑠璃・歌舞伎の近松門左衛門の創造性、近代医学の基礎を築いた杉田玄白や、開明的な「五箇条の御誓文」を起草した由利公正の先進性、来年に発刊100年を迎える「茶の本」を著した岡倉天心の国際性など多様な文化をはぐくんできた伝統があります。

 このたび披露される吟詠剣詩舞の作品においても、福井県が生んだ戦国大名の朝倉義景や江戸末期の歌人 橘曙覧、更に、幕末期の若狭小浜藩士 梅田雲浜、福井藩士 橋本左内、越前藩主 松平春嶽にちなんだ作品があり、多くの皆様に福井の歴史文化を実感していただけるものと期待しております。  

 さらに、ご来場の皆様には、福井県をはじめ全国の吟詠剣詩舞を愛好されております方々による洗練された吟詠や剣詩舞を大いにご堪能していただけるものと思います。

 また、皆様には、この機会に「健康長寿な福井」の源である歴史や文化に触れていただくとともに、秋の風情や味覚をご満喫していただきたいと存じます。

 終わりに、本日ご参加いただきました多くの皆様をはじめ、この祭典の開催にご尽力くださいました関係者の方々に心からお礼申し上げ、ご挨拶といたします。