農協五連通常総会あいさつ

 このページは、平成18年6月28日(水)に農業会館で行われた農協五連通常総会でのあいさつをまとめたものです。



 皆さんおはようございます。
 福井県農業協同組合中央会また各農業協同組合連合会の通常総会ならびに関係団体の総会が開催されるに当たり、一言お祝いを申し上げます。

 皆様方には、日頃から農業の振興・発展にご尽力をいただいていることに、心から厚くお礼申し上げます。

 さて、農業を取り巻く状況ですが、米価の問題また輸入農産物の増加、農業従事者の課題など多くの問題に直面しております。そのような中で皆様方には課題の解決に向けて取り組んでいただいております。

 また、先に閉会した国会では、新たな水田農業の経営安定対策に対する法律が制定され、その対応も急務です。こうした中、県も皆様と一体となって、創意工夫を凝らしながら新しい時代に向けた農業政策を積極的に展開していくことが重要だと思っております。

 本県の農業は、福井県の、我々の命と生活の豊かさを支えている重要な産業であり、農業を産業として振興する産業政策、また農村地域を振興・保全する地域振興政策の両面から取り組んでいかなければならないと考えております。

 週刊誌などで、福井県の生活水準あるいは豊かな暮らしやすさが全国的に一番であるというような統計がありますが、やはりその根本には農業があると思います。

 特に福井県は、集落農業の組織化率が全国第3位と高く、水田農業を今後発展させていくためには、営農組織を育成・強化していくことが最も重要であると考えております。

 このほかの戦略課題として、農業産出額を戦略的に拡大するための園芸振興、それから多様な販売手法を駆使しながら、健康長寿ふくいのブランドイメージの活用による販売の拡大に取り組まなければならなりません。さらには市民農園、体験農業などのグリーン・ツーリズムの推進といった特色ある農業・農村の活性化などを柱として掲げて推進しています。地域ごとの特色を活かした魅力ある福井の農業・農村づくりを展開していきたいと考えておりますので、皆様方のご協力をお願いいたします。

 また、農業の後継者の問題がありますが、今後は少子高齢化という大きな問題があります。先般の福井の人口動態統計で見ますと合計特殊出生率が1.25で平均的に低下している中、福井県だけは1.45から1.47に上昇しております。今後、農林水産、農業が新たな福祉の問題に対し、皆様の知恵を出し合って取り組むことが重要になってくると思います。

 さて、本年は「コシヒカリ育成50周年」にあたることから、これを福井米の評価を一段と高める絶好の好機と捉えて、都市圏の幼稚園や小学校がコシヒカリ栽培体験を行う、あるいは都心でコシヒカリの田植えをする、あるいは原種から育てた記念米の発売、あるいはコシヒカリギャラリー等、「コシヒカリのふるさと・福井」を、全国はもとより海外にも広くアピールしていきます。

 本年度は私のマニフェストである「福井元気宣言」の最終年次です。これまでに多くの県民の皆様のご協力をいただきながら取り組んできました施策を着実に仕上げ、より高い目標の達成を目指したいと考えておりますので、今後とも、なお一層のご支援また評価をお願いします。

 終わりに、福井県農業協同組合中央会および各農業協同組合連合会ならびに関係団体のますますのご発展と、皆様方のご健勝を心から祈念申し上げお祝いの言葉といたします。