みなさん、おはようございます。
今日は、日本まんなか共和国男女共同参画フォーラム2006福井にご参加をいただきましてありがとうございます。
また、岐阜、滋賀、三重県からも、福井県へご来県をいただき、心から厚く感謝を申し上げます。
今日は本当に天気がよく、日本晴れではなくて、共和国晴れという感じです。4県のみなさんがこうして集まられていろいろな問題について論じ合っていただくということで、心から嬉しく思うものでございます。
平成12年に発足しました「日本まんなか共和国」は日本海から太平洋にかけて隣接する岐阜、三重、滋賀そして我々福井の4つの県が、互いの地域資源や個性、良いところを発揮し合いながら全体として新しい地域づくりを目指すということを目的として、これまで継続した活動を展開しております。今、大都市と地方の関係などが論じられているわけですが、4つの県は地域的に良いものを持ちながら、自立してやっていこうという県ばかりだと私は思っております。
「男女共同参画」の分野では、平成13年に各県の女性リーダーが集う「女性サミット」をスタートさせ、各県で開催を重ね、「男女共同参画サミット」「フォーラム」とテーマを変えながら、本年で6回目を迎えるということです。
今回は福井県が開催県であり、皆様方で準備を進めていただきました。今回のフォーラムも、過去5回のサミット、あるいはフォーラムを引継ぎながら、新たな成果が上げられますことを期待するものです。
さて、少子高齢化が進む21世紀において、豊かな社会を築いていくためには、男女がお互いに責任を持ちながら、それぞれの個性と能力を十分に発揮することができる社会づくりを進めていく必要があります。
福井県では、昨年、これから25年後の福井がどんな姿になるかということを「ふくい2030年の姿」というビジョン、道しるべ、のようなものを作りました。その中で四半世紀後の福井県の社会構造がどうなっているかということがありましたが、「男女共同」というよりも「男女共立」という、互いに自立して自分たちそれぞれが自らの行動を取りながら協力する、という姿になるであろうと描いています。
こうした男女共同参画の問題は、もちろん互いに勉強し、論じ合うことも重要ですが、益々これからは行動、活動として広がることが何よりも大切です。
また、女性だけの世界ということではなく、男女が共に切磋琢磨しながら、地域や団体、またあらゆる分野で、男性だ女性だということではなく、自らの良さを発揮する時代にならなければ、我々が目指す理想とする社会は実現しないと思うのです。
平成13年、第1回の「日本まんなか共和国女性サミット」が開催されまして以降、共和国の各県では男女共同参画の条例や計画の策定など、一つひとつ着実に社会づくりを進めておられるところです。
本県でも皆様のご努力をいただきまして、例えば平成17年度末における福井県の審議会での女性の参加率は32%になっております。このように着実に進んでいますが、さきほど申しましたように、これで決して十分とは言えないわけですので、女性のみなさんの活動の場を益々大きくし、また、選択肢を広げていく必要があろうと思っております。
せっかくの機会ですから、最近の福井県における女性の社会環境について1、2点申し上げます。福井県は、女性だけの就業率は全国第2位です。また、共働き率という指標つまり妻も夫も一緒にということになりますと、これは第1位であります。女性の社会進出が最も進んでいる県の一つ、最上位にあると思っております。その一方で、皆様も既にご存知かと思いますが、昨年の合計特殊出生率が各都道府県が福井県を除いて全部低下しております。我が福井県だけが上昇しております。いろいろな意味で働くと子育てという2つの道がうまく行っている県ではないかと思っておりまして、すばらしいことだと思います。なんとしてもこういう傾向を強めて行く必要があります。
また福井県では女性の優れた感性を政策に生かすため、「福井女性会議」を開いてグループからご提言をいただき、福祉、子育てなどのプロジェクトに具体的に反映をさせる方法をとっています。
また、ある出版社が行っている「都道府県上流度ランキング」というのがあります。本年春に発表されたこの調査では、福井県は上流度第1位になっております。このランキング結果が示す福井の豊かさの大半は、実は女性の力ではないかと思っておりまして、私もマニフェストの中で「女性の元気は、福井の元気」ということを書いております。女性が元気になれば我が福井県も元気になるという考えです。
これは福井県のみならず、まんなか共和国、また日本全体でも共通のことだと思っています。今後もそれぞれの分野で困難や苦労もあるでしょうが、新しい社会実現のために皆様のご活躍を祈念申し上げる次第です。今日はこうした点について幅広くご議論をいただき、この集いが実りあるものになり、さらに男女共同参画問題や少子化の問題などに新しい展望が拓けることをご期待申し上げます。
なお、福井県は平均しますと男性も女性も日本一長生き県でございまして、他の3県もたぶん長生き県ではないかと思いますが、福井県に1日滞在されると30分長生きできます。また、日本一うまいものがある県だという調査も出ております。美味しいものを召し上がって一泊されますと1日は長生きをしていただけるのではないかと思います。(笑)
皆様の一層のご健康と、また、それぞれの分野でご活躍、ご奮闘されますことを心からご祈念申し上げまして、歓迎と皆様に対する男女共同参画活動にエールを贈りまして、ごあいさつとしたいと思います。ありがとうございます。
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