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かのうほうがい 1828/文政11年-1888/明治21年
伏龍羅漢図(ふくりゅうらかんず)
紙本着色 軸装1885/明治18年
149.0×89.5cm
収集年度:平成6年度
狩野芳崖は、長門長府(山口県下関)に御用絵師の子として生まれ、江戸で狩野勝川に入門し頭角をあらわすが、狩野派の型にはまった絵画に満足せず雪舟などの古典絵画を研究し独自の画風を模索した。 当時新しい日本絵画の創出を模索していたアメリカ人教師フェノロサや岡倉天心の思想に共鳴し、ともに日本画の再興に尽くした。
また天心と共に図画取調所(美術学校の前身)を設け、引き続き美術学校の設立に尽力したが開校前に没した。
狩野派的な描線を残しながらも西洋画法を取り入れた仏教的画題や山水図に取り組み、近代日本画の基礎をつくった。
本作は、明治18年第一回鑑画会大会で三等賞となった作品で、フェノロサの理論と芳崖の独創が融合した近代日本画の始まりを告げる記念碑とも言える作品である。 |

【狩野芳崖 伏龍羅漢図】 |
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