岡倉天心生誕150周年記念
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木村武山
きむらぶざん 1876/明治9年-1942/昭和17年

日盛り(ひざかり)

1917/大正6年絹本金地着色
六曲一双屏風(各)166.3×372.2㎝
収集年度:昭和55年度

木村武山は茨城県笠間市に生まれ、東京美術学校に学んだ。
卒業後は日本絵画協会に参加、日本美術院の創立にも副員として参加した。

美術院の五浦移転の際には、岡倉天心、横山大観、菱田春草、下村観山らとともに移住し、天心の没後に再興された美術院にも経営者同人として参加するなど、終生美術院を活動の場とした。

本作は再興第4回院展の出品作で、当時の出品目録には《花鳥》の別題が併記されている。
青葉を豊かに茂らせた桐の若木を装飾的に描いた画面には、桐の葉の濃淡や樹高の高低により明快なリズムが生まれ、金地とあいまって夏のまばゆい陽射しが感じられる。桐の葉の隙間から顔を覗かせる立葵の白やのうぜんかづら凌霄花の赤、とろろあおい黄蜀葵のクリーム色の花により華やかさが加味され、葉陰でひっそりと涼を取る雌雄の鶏の黒が画面を引き締めている。
日盛り 日盛り
  【木村武山 日盛り】