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「お」岡倉家 先祖は越前 朝倉氏
天心が息子の一雄に語ったところによると、岡倉家の先祖は、戦国時代に越前で威を四方八方に振るった朝倉氏の支族から発しているという。
天下が徳川家康によって統一されて以降、力が衰えた朝倉氏の子孫は、将軍家の親藩であった藩主松平忠直の藩重臣の列に加わった。さらに、忠直が国を失って以後の再興の松平家においては、軽格の士列となり、その際に朝倉の「朝」を「岡」に改めたというのである。
天心没後25、6年後に、父の話を回想して記述したものであり、天心自身が祖先について語った数少ない記録の1つである。
現在、岡倉家の菩提寺である西超勝寺(福井市東藤島)には、三つの墓が残っている。墓石の家紋は下がり藤と三つ葉藤であり、墓石は天を突くような樹齢300年以上のイチョウの大木付近に、厳かなたたずまいを見せている。
天心の命日にあたる9月2日には、毎年、この西超勝寺において、岡倉天心福井県顕彰会の手で天心忌が営まれ、天心の遺徳をしのんでいる。
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【西超勝寺】
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【岡倉家の墓】
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