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しもむらかんざん 1873/明治6年-1930/昭和5年
寿星(じゅせい)
1916頃/大正5年頃絹本金地着色
六曲一双屏風(各)168.0×370.2㎝
収集年度:平成3年度
下村観山は和歌山市生まれ。
上京後は、狩野芳崖、橋本雅邦に師事し、東京美術学校に第1期生として入学。
岡倉天心にその才能を買われ卒業と同時に同校の助教授となり、日本美術院の創立に加わるなど天心と共に行動し、天心の没後は横山大観らとともに美術院を支えた。
観山は大観や菱田春草の革新的な試みに対し、西洋画の技法を参考に大和絵、琳派などの伝統的絵画に近代的な解釈を試みた穏健な画風を確立した。
寿星とは寿命を司る南極星のことを指し、中国北宋時代の道士である寿老人がその化身とされた。日本では七福神の一人となり1,500年生きた玄鹿を伴い吉祥図として描かれた。
観山も本作を初めとして数点の作品を残しているが、何れも通常描かれる頭の長い姿ではなく現実の人間に近い容貌で描かれている。
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