平成17年度テ−マ展 新春特別展示「吉祥の絵画」
平成17年度所蔵品によるテ−マ展新春特別展示は「吉祥の絵画」と題し、おめでたい画題の作品をご紹介します。
1 名 称 平成17年度所蔵品によるテ−マ展新春特別展示 「吉祥の絵画」
2 会 期 平成18年1月3日(火)〜平成18年1月15日(日) *会期中無休
3 会 場 福井県立美術館
4 開館時間 午前9時〜午後5時(入場は閉館30分前まで)
5 観覧料 一般・大学生 100円 (団体30名以上は2割引)、高校生以下・70歳以上・障害者手帳等をお持ちの方は無料
*同時開催中の「魅力再発見! 水彩・版画・素描」も併せてご観覧いただけます。
6 主な作品 ・下村観山「寿星」 大正4年頃
・山本大慈「華」 昭和51年
・小松均「白富士」 昭和57年 ほか
7 概 要
古くより人々はおめでたい題材の絵画を描き、身近に飾ることで禍をまぬかれ、幸福を願ってきました。その内容は国や地方により様々ですが、日本においても中国の影響により、いろいろな作品が描かれてきました。千年・万年の齢を保つとされた鶴や亀、一年中緑の葉をつける松、春一番に花を咲かせる梅など、それ自体が吉祥的な意味を持つもの。太平の世に現れるとされる霊鳥鳳凰や、南極星の化身で人の寿命をつかさどる神寿老人など、めでたい伝説によるもの。そして姿の優美さや神秘性から尊ばれた牡丹や富士山など、今なお多くの画家たちによって多くの画題が描き継がれています。
今回の展示は新春にあわせてこれら吉祥の絵画を展示するもので、新しき年の喜びと絵にこめられた人々の思いを感じていただければと思います。