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岡倉天心『茶の本』出版百周年記念特別展示

 

 県立美術館では、企画展「岡倉天心『茶の本』出版百周年記念特別展示」を開催し、また、期間中、下記のとおり関連事業を実施します。

 

1 会  期  平成1895日(火)〜930日(土)  ※休館日:911日(月)、925日(月)

 

2 開館時間  午前9時から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)  ※入館は閉館30分前まで

 

3 観覧料  一般・大高生 100円(高校生以下、70歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料。30名以上の団体は2割引)

 

4 展示内容

 『茶の本』は岡倉天心の代表的著作であるだけでなく、近代日本の最初期に英語で日本の文化を世界に紹介した、日本を代表する重要な書籍といえます。また『茶の本』が、初版以来世界中で多くの言語に翻訳され出版されたことからも分かるように、その内容は深い思想と魅力にあふれています。

 本年は岡倉天心が『茶の本』を出版してちょうど100年目に当たり、福井県は岡倉天心ゆかりの土地であることから、これを記念していくつかの事業を行う予定です。

 本展もこの記念事業の一環として開催されます。本展では、館蔵品から『茶の本』初版本や天心書簡、天心ゆかりの作家たちの作品等約三十点を展示し、同時に館外からも、平櫛田中作「天心先生像」(木彫)、『支那旅行日誌』、天心所用の茶道具類、天心着用の羽織や袴、各国語に訳された『茶の本』等約三十点を出展し、総数約60点で『茶の本の魅力を中心に、天心の業績や思想を紹介いたします。

 

5 関連事業

●記念講演会(聴講無料)

日時:930日(土)午後2時から

会場:講堂

講師:手塚雄二氏(日本美術院同人 評議員、東京藝術大学教授)

演題:「日本画と茶の美学」

 

担当学芸員によるギャラリートーク(展覧会チケットが必要)

日時:917日(日)、24日(日) いずれも午後2時から

会場:展覧会場

 

 

問い合わせ先

福井県立美術館

福井市文京3丁目16-1

TEL0776-25-0452/FAX0776-25-0459

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