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平成19年度第4回所蔵品によるテ−マ展「小野忠弘の表現」

 

県立美術館では、平成19年度第4回所蔵品によるテ−マ展を開催いたします。

 

1 名  称        平成19年度第4回所蔵品によるテ−マ展「小野忠弘の表現」

 

2 会  期        平成19年10月5日(金)から11月4日(日)まで

 

3 会  場        福井県立美術館

 

4 開館時間      午前9時から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)

                          (入場は閉館30分前まで)

 

5 休 館 日      10月15日(月)、29日(月)

 

6 観 覧 料      一般・大学生  100円 (団体30名以上は2割引)

                          高校生以下・70歳以上・障害者手帳等をお持ちの方は無料

 

7 主な作品

小野忠弘 「化石」 

小野忠弘 「沈黙と砂」

小野忠弘 「無題」 ほか

 

8 内容

 1913年青森県に生まれ42年に福井の住人となった小野忠弘は、1930年代から88歳で他界するまで、約70年間にも及ぶ超人的ともいえるヴァイタリティーを持った制作活動を繰り広げ、その独特の造形意識は、サンパウロやヴェニス・ビエンナーレなどの国際的な舞台において高い評価を受けました。

 85年には当館においてそれまでの画業を回顧する「小野忠弘展」が開催され、88年からは、50年代に制作した半立体作品と60年代中盤から80年代にかけて追求した平面的な絵画表現が融合したかのような強い存在感を持った作品を、毎年のように開催された個展において次々と発表しました。

 小野忠弘は80歳を超えてからも≪BLUE≫や≪シルバー≫といったシリーズを精力的に制作し続けましたが、小野はこれらの作品群によって、ジャンク・アートの範疇で語られてきた従来の作風を超克し、他に類例のない、全く独自の世界を確立したといえるでしょう。

 今回のテーマ展では、このように多様に変遷した「小野忠弘の表現」を紹介いたします。

 

 

問い合わせ先

福井県立美術館

福井市文京3丁目16-1

TEL0776-25-0452/FAX0776-25-0459

 

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