トップページ > ふくい海のルール&マナー > 福井県沿岸で行われている漁業
いろいろな漁業があるんだね。
遊ぶ人にかかる法的制限もあるよ。
福井県の沿岸ではさまざまな漁業が営まれていますが、その中でも代表的な漁業(漁法)を紹介します。
(1)定置漁業 (2)刺し網漁業 (3)船びき網漁業 (4)一本釣り漁業 (5)養殖業
産卵や餌を求めて回遊する魚群を、岸から沖に向けて張った網の中へ導き入れて漁獲します。ブリやサバ、イワシ、アジなどをとります。
保護区域※が設定されている定置網の周辺では漁業に支障を及ぼす行為はできません。また、進入したボート等が、網やロープにプロペラを絡ませる事故も発生しています。網の位置を示すブイや灯標に注意して下さい。
※保護区域とは(詳しくは委員会指示第5−2号)
魚が通る場所を遮断するように網を張り、網の目に魚を刺させたり、絡ませてとる漁法です。カレイやヒラメなどをとります。
設置された刺し網にボートの錨を絡ませ、漁具を破損させるなどのトラブルが生じています。網の位置を示すブイに注意して下さい。
2隻の船によって魚群を囲むようにして網を入れ、魚探船の先導により網をひいたりします。サヨリなどをとります。
操業中の船の近くへは、絶対に近よらないでください。漁具を破損させるだけではなく、大変危険です。
さお釣りや手釣りで行う漁法です。ブリやサバ、アジ、メバルなどをとります。イカ釣の場合は、いか釣機を用いて行います。
操業中の船の近くへは、近よらないようにしてください。
嶺南地域には養殖に適した内湾が多く、カキや真珠のほか、トラフグ、マダイなどの魚類養殖が盛んに行なわれています。
養殖筏へのボートの係留、または養殖施設付近での投錨や水上バイク、ウィンドサーフィン等の航行は養殖業の支障となりますので、行わないでください。