「麗しのサブリナ」制作時 1954 ©Dennis Stock/Magnum Photos
1929年にベルギーで生まれたオードリー・ヘプバーン。バレリーナを夢見ていましたが、ハリウッド映画「ローマの休日」の王女に抜擢され、気品に満ちたプリンセスを可憐に演じ、スターの道を歩きはじめます。女優としてはもちろんのこと、くるぶし丈のサブリナパンツやフラットシューズ、シンプルなブラックドレスなど、オードリーは新しい時代をリードするファッションアイコンとなり、誰もが彼女の魅力に夢中になりました。晩年はユニセフ親善大使として厳しい環境に生きる子どもたちへの援助活動にも貢献しました。
女優として、女性として、母として、ひとりの人間として、オードリーの信念ある生き方は、今も多くの人の共感を得ています。
本展では、オードリー・ヘプバーン(1929〜1993)の飾らない生き方を著名な写真家の作品を中心に約130点の写真で展観します。