展覧会最新情報

福井県立美術館 特別企画展・コレクション/テーマ展案内  令和5年度(2023年4月〜2024年3月)

■2023年4月5日(水)−4月30日(日)

テーマ展/コレクション展@

今を生きる、時代を描く


米谷清和《秋、日の無い日》1991(平成3)年

圧倒的な大画面の魅力で戦後の日本画壇に旋風を巻き起こした横山操と、その盟友であり装飾性豊かな作品で昭和の琳派と呼ばれた加山又造、
2人の教え子であり今を生きるこの時代を描き続ける米谷清和の3人の日本画家を特集します。
■2023年5月12日(金)−6月12日(日)

特別企画展@

冨田溪仙展 〜越前の紙漉きを描く〜

 
冨田溪仙《紙漉き》1928(昭和3)年 東京国立近代美術館蔵

冨田溪仙(1879 〜 1936)は京都画壇出身で、再興日本美術院にも所属した異色の画家として知られています。
早くから越前和紙の特性に着目し、東西の日本画壇に和紙の魅力を広めることに一石を投じました。
溪仙が越前の地を訪れた経験をもとに描いた《紙漉き》を中心に、画家と紙漉き職人との交流の軌跡を辿る本展では、
近代日本画の視点から「描かれた越前の紙漉き」を読み解いていきます。
古き良き伝統の中で紡がれる職人の技、そして豊かな自然に育まれた越前を独自の芸術観で捉え、
理想郷として作品へと昇華させた溪仙の描く味わい深い世界をご堪能ください。
■2023年5月12日(金)−6月11日(日)

テーマ展/コレクション展A

ちいさい おおきい


橿尾正次《浮き世》1991(平成3)年

手のひらに収まるくらい小さな根付や刀装具、装身具など、どのように使うのか気になる古美術品から、
大人の背丈を超える圧倒的な存在感の現代アートまでの多様な作品が集結します。
■2023年7月14日(金)−8月 31日(木)

特別企画展A

北原照久“お宝”大コレクション展

           
■2023年9月15日(金)−10月15日(日)

特別企画展B

パリに行きたい!

■2023年9月15日(金)−10月15日(日)

テーマ展/コレクション展B

絵のなかのパラダイス


ポール・ゴーギャン《水辺の女たち》1894

南国タヒチに「パラダイス」を見出したポール ・ ゴーギャン、山水や花鳥画、日本の原風景に理想郷や仙境を見出した東洋の画家たち。
心を “自由” に遊ばせた古今東西の画家たちの表現を紹介します。

西洋版画展


ジョルジュ・ルオー《秋》1938

フランシスコ・ゴヤ、ウィリアム・ブレイク、パブロ・ピカソなど、当館所蔵の西洋版画の名品を紹介します。
■2023年11月1日(水)−11月15日(水)休館日:11月8日(水)

第74回福井県総合美術展


テーマ展/コレクション展C

小コレクター運動と福井

■会期:2023年11月25日(土)−12月24日(日)

  
靉嘔《つる(中上エディション)》2002                           

創造美育運動福井支部のメンバーたちが「小コレクター運動」を推進。
瑛久や靉嘔等の版画作品収集を軸に運動を繰り広げました。
本展では靉嘔の版画作品を摺り続けてきた助田憲亮の仕事を中心に紹介します。

テーマ展/コレクション展D

江戸時代の女たち〜美人図コトハジメ〜

■会期:2024年1月3日(水)−2月18日(日)

  • 【江戸時代の女たち〜美人図コトハジメ〜展作品リスト】

  • 菱川師宣《二美人と若衆図》個人蔵 17 世紀(江戸時代)                  

    美人画の名手・菱川師宣や西川祐信をはじめとする肉筆浮世絵を中心に江戸時代の粋でおしゃれな女性たちの暮らしや文化をお楽しみください。
            
    ■2024年2月11日(日)−18日(日)

    福井県立美術館実技講座受講生作品展

    テーマ展/コレクション展E

    北陸新幹線福井・敦賀開業記念 福井県立美術館名品展

    ■会期:2024年3月16日(土)−4月14日(日)


    野々村仁清《色絵牛図茶壷》 17世紀(江戸時代)

    福井県立美術館が46年かけて収集したコレクションから、選りすぐりの名品を紹介します。


    特集・源氏物語



    岩佐又兵衛勝以《和漢故事説話図 浮舟》 17世紀(江戸時代)

    紫式部は娘時代に福井(当時の越前国府・武生)で暮らしたことがあり、源氏物語にも「武生」の地名が登場します。
    源氏物語の当館所蔵の関係作品を一挙公開します。