福井県が開発した空気流による開繊技術を活用し、㈱IHIと共同で、低コストかつ軽量、高性能な耐熱熱可塑性樹脂炭素繊維複合材料を開発。均一な厚みで反りがなく、欠陥の出にくい薄層プリプレグシートの高速量産を実現しました。鳥の衝突など耐衝撃性に強い一方で、部材の軽量化も両立。大手航空機エンジンメーカーに認められ、航空機エンジンの構造案内翼部材に採用されました。当社の部材が、世界のフライトを支えています。
国内すべてのプリンターで印刷可能で、印刷後、特別な加工を施すことなくそのまま屋内外で宣伝広告の旗や垂れ幕として使用できる樹脂加工織物。一定期間、屋内外で使用されるため、雨風などによる色落ちや耐久性の課題を、当社が保有する繊維加工技術により解決しました。水系樹脂コーティング技術を駆使し、品質と環境を両立したモノづくりに取り組んでいます。
代表者 | 代表取締役 山原 謙治 |
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連絡担当者 | 経営管理部 課長 開発 優 |
設立 | 1968年3月 |
資本金 | 3億710万円 |
従業員数 | 246名(2022年12月末時点) |
売上高 | 45億9,300万円(2022年4月末実績) |
主要取引先 | (株)IHIエアロスペース、旭化成アドバンス(株)、一村産業(株)、伊藤忠商事(株)、帝人フロンティア(株)、東レ(株)、(株)ニシヤマ、服部猛(株)(アイウエオ順) |
事業内容 | 化合繊織物の製織および染色加工 炭素繊維複合材料の開発・生産 インクジェットクロスの開発・販売 |
高い信頼性や品質管理が求められる航空機材料に当社の材料が採用されたことは、地道に、また夢を持って研究開発を続けてきた成果と言えます。今後も、開発提案型企業として社会の変化を捉えながら、高付加価値を持つ繊維製品への取組みや複合材料開発に挑戦し、成長して行きたいと思います。