化学

株式会社田中化学研究所

電動車を支える二次電池正極材料のパイオニア的存在

実は福井の技

●粒子形状制御技術
中和反応工程での反応条件を制御することにより、粒子の形状をコントロールする技術
●複数元素共沈技術
共沈と呼ばれる方法で、粒子内部にある複数の元素を均一に分散し、沈殿させる技術
●粒子径制御技術
中和反応工程での反応条件を制御することにより、粒子の大きさをコントロールする技術
●結晶制御技術
独自ノウハウによる反応制御を実施することにより、製造する製品の結晶性もコントロールする技術
●表面コーティング技術
主にニッケル水素電池用の正極材である水酸化ニッケルを製造する際に、粒子の表面に水酸化コバルトを被覆させる技術
●化学酸化技術
水酸化ニッケルをあらかじめ化学的に酸化させてオキシ水酸化ニッケルにしておくことで充電状態の正極材をつくりだす技術

自動車

二次電池(充電式電池)用の正極材料

ニッケル系材料

コバルトコート水酸化ニッケル

環境対応車などに使用される二次電池正極材料を開発・製造

当社の正極材料はEV(電気自動車)やHV(ハイブリッド車)、パワーツール(電動工具)などに幅広く搭載されているリチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池に使用されています。二次電池の主役がニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池と移り変わるなか、当社は50年以上にわたり二次電池用の正極材料を製造販売し続けています。
近年では、高出力が求められるHV用のニッケル水素電池や、高容量が求められるEV用のリチウムイオン電池向け高性能正極材料の開発・供給に注力しています。

企業情報

住所

〒910-3131 福井市白方町45-5-10

TEL

0776-85-1801

FAX

0776-85-1803
代表者 代表取締役 社長執行役員 横川 和史
連絡担当者 総務人事部 麻王・西願
設立 1957年12月
資本金 91億5,522万円
従業員数 345名(2023年9月末現在)
売上高 576億円(2023年3月期実績)
主要取引先 Panasonic、丸紅
事業内容 二次電池用正極材料の製造販売

MESSAGE

今後は世界各国で厳格化が加速している環境規制への対応や、各国の産業支援策によるEV普及が後押しされる背景より、世界的な需要はさらに継続拡大していくと考えられます。当社は永年培ってきたコア技術と、「お客さまが求める製品を一つ一つカスタムメイドで提供する」という従来から積み重ねてきたスタイルを通じて、より高性能な製品開発、及び製造販売を行い地球環境に貢献してまいります。

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