プラスチック

日本真空化学株式会社

創造と挑戦
熱硬化性プラスチック製品づくりに日々挑戦

実は福井の技

当社はFRP・FRA成形技術を活かした製品づくりに日々力を注いでいます。
従来から保有している押出成形技術や、大きなプラスチックの「一体製品」を提供できる真空成形技術を駆使し、創業以来、分野にとらわれない製品開発を行っています。
金型の製作、成形条件、独自に製造した国内最大の大型真空成形機や遠心重合技術という独自の製造技術など、顧客と時代のニーズに沿った創造と挑戦を続けています。

社会インフラ・ソリューション

大型トップライト(採光用 天窓)

ショッピングモールやアミューズメントパークに採用

幅2,000mm×長さ6,000mmで、一体物の大型トップライト。長さ6,000mmの排煙装置一体型のトップライトは、当社のオンリーワン製品です。
トップライトを施すことにより、採光面積を増やすことができるため、照明器具を減らすことで省エネにつながります。さらに、排煙装置一体型のため、商業施設、公共施設、工場など建築基準法や消防法で定められる排煙面積を屋根で対応することも可能です。当製品を使用することで、小さい排煙装置や、壁に窓を多数設置するよりも結果的に低コストとなります。
また、工期の縮小も可能で、建設現場の人手不足にも貢献。今後、さらに大型の製品開発を目指してまいります。

機械・ロボット

機械部品用ナイロン特殊成形品
(モノマーキャスティングナイロン)

製造が難しい「モノマーキャスティングナイロン」を事業展開

「モノマーキャスティングナイロン」は、従来のナイロン樹脂に比べて耐薬品性、耐摩耗性、耐熱性に優れ、産業用機械や建設用機械分野で車輪、歯車、軸受などの用途で活用されています。先発の大手メーカーが撤退する中、当社は従来から保有している押出成形技術をもとに、独自の成形方法、成形機、成形プラントを開発。製造技術を確立しました。現在では「モノマーキャスティングナイロン」を製造している国内企業3社のうちの1社となり、国内シェアの10%を占めています。
今後はサイズバリエーションを増やすとともに、これまでになかった大型製品や異型品も加え、様々なニーズに対応してまいります。

カルチャー
国内シェア1位

大口径アクリルパイプ

国内シェアNo.1。水族館の水槽に採用。

従来の大口径アクリル樹脂パイプ(φ600mm以上)は、アクリル板の曲げ加工を行い、接着して製作するため、接着部分に線状のつなぎ目(ダイス線痕)が発生しています。
当社の製品は、遠心重合技術という独自技術で製造するため、接着部分のダイス線痕が無く、ガラス表面のようになめらかな質感を実現。ダイス線痕がある製品では、その部分がゆがんで見えるため、ダイス線痕のない、当社の製品が水族館の水槽として採用されています。
また、従来製品と同じ強度を保つ一方、厚みは従来製品の半分であるため、より水槽の中身をクリアに見せることが可能。透明性や光沢、滑らかな質感や、軽量、強靭な特性に、好評をいただいています。

カルチャー
国内シェア1位

ガラス繊維強化アクリル樹脂製(FRA)大型浴槽

真空成形技術と大型真空成形機を駆使し
開発に成功した国内オンリーワン製品

従来の樹脂製浴槽はガラス繊維強化プラスチック(FRP)が主流ですが、これまでに培った真空成形技術と、独自に製造した国内最大の大型真空成形機を用いて、ガラス繊維強化プラスチックとアクリル樹脂の複合材であるFRAでの大型浴槽の製造に成功しました。
水晶のような光沢を持ち、年月が経っても変色や色調の変化がなく、日光や風雨による劣化が少ないため、長時間の屋外使用にも耐えることができます。
国内外の有名ホテルやフィットネスクラブのほか、個人の特注製品にも対応。当社独自の型作り技術により、短期低コストを実現。小プールや養殖水槽にも用途を拡大しています。

企業情報

住所

〒910-3145 福井市串野町20-22

TEL

0776-83-1484

FAX

0776-83-1282
代表者 代表取締役 海道 直人
連絡担当者 専務取締役 海道 幸子
設立 1975年12月
資本金 4,500万円
従業員数 50名
売上高 10億円
主要取引先 プラスチック加工業者
建築建材施工業者
事業内容 エンジニアリングプラスチック製造販売
アクリルパイプ製造販売
機能性浴槽・FRAスパ製造販売
大型トップライト製造販売

MESSAGE

今後も数々の機能を付加した、より良い製品を提供するとともに、新しい市場の開拓を進めていきたいと考えております。ご連絡をお待ちしております。

ページトップに戻る