従来、コンクリートは強アルカリ性で強固なため、表面に直接植生させるのは不可能でした。当社はこの常識を覆し、コンクリート製品の製造技術やノウハウを基に、植物活性材(J-Wish)、人工ゼオライトをセメントで練り固め、土のように無数の微細孔を有するポーラス構造とすることで、弱アルカリ性で吸水性、保水性、保肥性に優れ、苔や藻類が早期に自生できる多孔質なコンクリート(商品名:JBロック)を開発しました。
当製品の表面には苔や藻類が繁藻できるため、蛍や蛙などの小動物が生息しやすく、自然環境との調和が図れます。また、ヒートアイランド現象を緩和する効果も期待できるため、河川護岸や法面などに適しています。原材料には火力発電所から排出される人工ゼオライト(石炭灰を化学処理した微粉末)を用いているため、リサイクルにも貢献しています。
代表者 | 代表取締役社長 星田 典行 |
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連絡担当者 | 北陸営業本部長 吉川 裕二 |
設立 | 1929年11月 |
資本金 | 9,800万円 |
従業員数 | 226名 |
売上高 | 93億6,600万円 |
主要取引先 | 県内建設会社 |
事業内容 | コンクリート製品・鋼構造物資材製造販売 土木・電設資材販売 |
土木関連に留まらず、屋外緑化や海洋緑化関連分野への展開を図り、人と社会と環境が最適に調和する「快適環境」を創造したいと考えています。