衣料品の襟の部分などに取り付けられ、ブランド名などを表示する織ネームは、細幅のテープに仕上げる際に熱を加えてカットするため、切断面となるエッジの部分ではポリエステル糸が溶けてガラス球状となってしまいます。それが肌を刺激して不快感を生んだり、他の着衣とこすれた場合にダメージを与える可能性がありました。
そこで、当社は特殊技術を駆使して、この課題を完全に解決した織ネームを開発。著名アパレルメーカーの衣料品の襟や胸のネームなど、広範囲で使用されています。
ファッションブランド業界の最大の敵である偽造品、模造品の横行を防ぐために、特殊技術を駆使して製造した織ネームです。
織ネームを確認することで本物と偽物をはっきり区別することができることから、著名ブランド品の真贋識別、偽造防止目的で使用されており、アパレル製品はもとより、バッグ、シューズなどの本体およびパッケージ、紙タグなどに取り付けられています。
代表者 | 代表取締役社長 内山 忍 |
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連絡担当者 | 取締役 営業部長 木下 裕一 |
設立 | 1971年12月 |
資本金 | 8,060万円 |
従業員数 | 150名 |
事業内容 | プリントネーム、織ネーム、偽造防止製品の製造、販売 熱転写マーク、熱転写機器の販売 |
レピア式織ネームの長年の問題を解決するため、今まで色々な方法で取組んできました。この「かがり縫い」の発想は、いよいよPL法が施行されるという時に出てきたものです。人は窮地に追い込まれたときに、それを回避する能力を身に着けているものであることを改めて実感しました。また、これまで日本では偽物に対する防衛、排除意識が希薄で、商品の開発と販売のバランスがなかなか取れず、PR活動に相当な労力が必要でした。今では、知的財産に対する意識が向上しており、製品採用の機会が飛躍的に増えています。