繊維

日本ダム株式会社

織ネーム、プリントネームなどブランドラベルの総合メーカー

実は福井の技

当社は、昭和46年にシルク印刷によるプリントネームメーカーとして設立。現在は織ネームやセキュリティ製品などさまざまなブランドネームや高機能資材を開発、製造しています。
高速織機であるレピア式ジャカード織機により生産するレピア織ネームは優れた生産性を有していますが、必ず熱を加えて切断しなければならず、このことがこの織ネームの唯一最大のデメリットを生んでいました。
当社は、特殊なミシンを使用して、かがり巾1.2ミリ以内という非常に繊細なかがり縫いを行うことで、仕上がりに違和感がなく、襟元のブランドネームなどに安心して使用できる製品としました(特許登録済)。極めて革命的なレピア織ネームとして提供しています。
さらに、紫外線ランプに反応して発光する特殊糸を織り込む技術や特殊なインクをラベルに使用する技術、糸にロゴなどの超精密印刷を施して織り込む技術、ラベル自体に工場管理の通し番号を付ける技術を保有。
こうした、他社には真似のできない当社オリジナルの技術を複合的に組み合わせて、ブロックサイン的に偽造防止ラベルとして開発・製造しています。(特許登録済)。

ファッション

肌や着衣に優しい織ネーム「ダムソフトエッジ®」

生産性の高いレピア織ネームの最大の弱点を克服した、繊細な技術

衣料品の襟の部分などに取り付けられ、ブランド名などを表示する織ネームは、細幅のテープに仕上げる際に熱を加えてカットするため、切断面となるエッジの部分ではポリエステル糸が溶けてガラス球状となってしまいます。それが肌を刺激して不快感を生んだり、他の着衣とこすれた場合にダメージを与える可能性がありました。
そこで、当社は特殊技術を駆使して、この課題を完全に解決した織ネームを開発。著名アパレルメーカーの衣料品の襟や胸のネームなど、広範囲で使用されています。

ファッション

偽造防止織ネーム「ブランドセキュリティ®」システム

真似のできない数種類の技術を複合的に組み合わせて製造
ブランド品の偽造品、模造品を見破ることのできる織ネーム。

ファッションブランド業界の最大の敵である偽造品、模造品の横行を防ぐために、特殊技術を駆使して製造した織ネームです。
織ネームを確認することで本物と偽物をはっきり区別することができることから、著名ブランド品の真贋識別、偽造防止目的で使用されており、アパレル製品はもとより、バッグ、シューズなどの本体およびパッケージ、紙タグなどに取り付けられています。

企業情報

住所

〒910-3607 福井市清水杉谷町45-163

TEL

0776-98-2000

FAX

0776-98-4133
代表者 代表取締役社長 内山 忍
連絡担当者 取締役 営業部長 木下 裕一
設立 1971年12月
資本金 8,060万円
従業員数 150名
事業内容 プリントネーム、織ネーム、偽造防止製品の製造、販売
熱転写マーク、熱転写機器の販売

MESSAGE

レピア式織ネームの長年の問題を解決するため、今まで色々な方法で取組んできました。この「かがり縫い」の発想は、いよいよPL法が施行されるという時に出てきたものです。人は窮地に追い込まれたときに、それを回避する能力を身に着けているものであることを改めて実感しました。また、これまで日本では偽物に対する防衛、排除意識が希薄で、商品の開発と販売のバランスがなかなか取れず、PR活動に相当な労力が必要でした。今では、知的財産に対する意識が向上しており、製品採用の機会が飛躍的に増えています。

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