機械・金属
ジャカード・ダブルラッシェル機で世界シェアN o . 1
当社は、経編（たてあみ）機メーカーとして世界で70％以上のシェアを誇るドイツのカールマイヤー社の東南アジア拠点としてここ福井で世界に向け最新鋭の経編機を開発、製造、販売しています。
多彩な編組織を可能とし、様々な用途に使用されることを目的に開発した「ジャカード付きダブルラッシェル機（RDPJ6/2シリーズ）」を拡充させ、今までのシームレスウェア、パンストグやボディウェアなどのインナーから、アウター、スポーツウェア、シューズ用アッパー材まで、幅広く、多様な柄入りシームレス製品やスペーサー製品の生産が可能になりました。
本製品は、圧電素子を用いたピエゾジャカード機構により個々糸を1本1本独立して制御することが可能で、従来より柄の多様性とシームレスデザインの可能性が大いに広がりました。
本製品によって生産される商品は縫製を省略可能で、アウター・インナーウェアや水着・スポーツウェア、パンティストッキング等がありNIKE、adidasやlululemonなど大手ブランドが経編シームレスで生産された製品を採用しています。
本製品は、ピエゾジャカード機構を有するスペーサーラッシェル編機で今までの単純なネット目のスペーサーに多彩な柄効果を作ることのできる編機です。各ブランドのスポーツシューズが採用しており、スポーツシューズ以外にもオリンピック向けジャケットや大手携帯メーカーの製品にも同編機で生産された生地が採用されています。
本製品は、ピエゾジャカードによるスペーサーファブリックの柄表現をさらに進化させ立体的な表現を可能にしたダブルジャカードラッシェル機で、スポーツシューズだけでなく、ホームテキスタイルやアパレルでの使用が大きく期待される製品で、環境問題が取り上げられる近年、マイクロプラスチックを発生しないアウターウェアの新しい生産方法として4Dニット生地が大手ブランドの注目を浴びています。
| 代表者 | 代表取締役社長 髙山 裕和 |
|---|---|
| 連絡担当者 | 営業部 部長 吉田 維之 |
| 設立 | 1958年3月 |
| 資本金 | 4億9,900万円 |
| 従業員数 | 63名 |
| 事業内容 | 各種経編機械製造、販売 ・各種レースラッシェル機 ・トリコット機 ・整経機 ・その他準備機器および各種部品 |
当社は、100％外資系の経編（たてあみ）機のメーカーですが、ピエゾ方式によるジャカード機構を備えた編機は当社技術者が考案した基本特許をベースにして開発されました。また、編機の製造、開発だけでなく、当社オリジナル繊維製品を開発して世界の市場に情報を発信しています。
