[ 当社のオンリーワン技術 ]

 産業106年の歴史を有し、国内眼鏡フレーム生産の95%を占める金属精密加工集積地である福井県にあって、当社は最先端の素材研究やチタン加工技術、微細加工技術を有しており、2012年第4回ものづくり日本大賞特別賞をはじめ、2016年文部科学大臣表彰科学技術賞、2017年グッドデザイン賞など、受賞歴多数。
 これまで半世紀にわたり、眼鏡フレームメーカーとして人間工学に基づく斬新な設計とユーザーニーズを探索し、人に優しい技術を追求した製品の研究・開発を徹底しています。
 また、眼鏡フレーム製造において培った技術力と、機能性と感性を重視した製品化のノウハウを活かし、医療機器業界に参入。当社の製品が、手術効率の向上や、より繊細な手術操作への対応に貢献しています。

ニッケルフリーの超弾性チタン合金
「エクセレンスチタン」

無限の可能性をもたらす素材に対するこだわり

 金属研究の世界的権威である東北大学金属材料研究所と8年間に渡る研究開発の末、実用化に成功した、「エクセレンスチタン」は、①強さ、②軽さ、③さびにくさ、④ニッケルフリーというメガネフレームに求められる性能を全て併せ持ちます。さらには⑤柔らかく曲がり、元の形状に戻る「超弾性」という性能を発現するため、メガネフレームのつるに採用することで、掛けている人の頭を包み込むような柔らかな感触(掛け心地)を長く持続する、まさにメガネフレームにとって理想的なベネフィットを実現することが出来ました。2009年から個性的なデザインで女性のためのメガネフレーム「ラインアート」シリーズの販売を開始し、現在では男性向けや世界市場への製品などへ展開し、好評を得ております。

チタン製メガネフレームのレーザ微細接合技術

レーザ微細接合技術が切り拓くメガネフレームの可能性

 微細な金属部品をレーザで接合する技術を開発し、従来の接合方法では実現できなかったメガネフレームの常識を打ち破るデザイン性と機能性を兼ね備えた製品の製造が可能になりました。本技術により、直径0.7 mmよりも細いワイヤーで構成されたテンプルでも、素材の特性を活かした組立てが可能となり、従来にはない軽さと快適な掛け心地を実現したメガネフレーム「ラインアート」の商品化に成功しました。

脳外科用マイクロ剪刀

眼鏡製造で培った技術をもとに、福井大学医学部と共同開発
グッドデザイン金賞受賞

 メガネフレーム製造開発で培ったレーザ微細接合技術やチタン精密加工技術を駆使し、4種の素材を適材適所に配した世界初のマイクロ剪刀。その開発に当たっては刃の切れ味とその持続性実現のための素材選定から刃の擦れ具合、操作性、視認性、剛性に始まり、切っている感触とそのバネ持続性などを福井大学医学部と共に何度も試作し、進化させました。
 目指したのは深部操作を長時間精緻に行う手術における術者への疲労問題の解決と、スピーディーな手術による時間短縮による患者への身体的な負担減。
 当社はその問題に対し、円滑にストレスを感じることなく、しかも心地良く扱えるようハイブリッドに作り込んだマイクロ剪刀を提案。その取り組みと開発力、そして技術力が高く評価され、2014年にはグッドデザイン金賞を受賞いたしました。

放射線防護眼鏡 「CHARMANT RSG」

眼鏡フレームメーカーならではの独自の3点支持フレームで
鼻にかかる重さを分散・軽減

 2011年に韓国で開催された国際放射線防護委員会(ICRP)において、放射線から術者の目の水晶体を守るため、等価線量限度の引き下げが勧告されました。これにより、今後、具体的数値を伴った法令改正が見込まれ、X線から水晶体を保護するためには、重さのある鉛入りレンズを放射線防護眼鏡に使用する必要があります。
 当社は、眼鏡フレームの研究・開発で培ったノウハウを投入し、鼻にかかる重さの負担を、圧力分散の設計で解決。総合眼鏡フレームメーカーならではの提案を行っています。

[ 企業情報 ]

〒916-8555 鯖江市川去町6-1
TEL:0778-52-4141
FAX:0778-52-5062
E-mail:info@charmant.co.jp
URL:http://www.charmant.co.jp

代表者    代表取締役社長 宮地 正雄
連絡担当者  技術開発課
設立 1968年
資本金 6億1,752万円
従業員数 648名
売上高 173億円
事業内容 メガネフレームのマーケティング、商品企画・開発、デザインから生産、販売までを一貫して手がけ世界100カ国に事業を展開しています。フレーム事業で培った微細加工技術を生かし、先端医療機器の製造・販売も行っております。

経営者から一言

シャルマンはこれからも“掛け心地”に妥協しない製品を開発していきます。 さらに、医療分野への事業開始に伴い、社内に蓄積された素材に関する技術を活用し、もうひとつの事業の柱にすることを目指しています 。