一般的な液体系難燃剤と比較し、「PX-200」は高純度とすることで固体(粉体)化を実現しました。
この粉体化工程は過冷却現象を起こし、とても苦労しましたが、長年培ってきたエステル技術で問題を解決しました。結果、樹脂に添加する際、液体添加装置を必要とせず、樹脂生産の品種切り替えが容易となり、好評を得ています。
住所
〒910-3138 福井市白方町テクノポート3丁目1-2TEL
0776-85-1191FAX
0776-85-1190代表者 | 工場長 藤田 裕規 |
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連絡担当者 | 事務課主査 西口 仁勝 |
設立 | 1919年 |
県内工場開設 | 1993年9月(福井工場) |
資本金 | 8億2,500万円 |
従業員数 | 60名(福井工場) |
売上高 | 174億円(令和2年3月期) |
主要取引先 | 北村化学産業㈱、長瀬産業㈱、新和産業㈱、帝人化成㈱ 他 |
事業内容 | 可塑剤、難燃剤を主とする有機化学薬品の製造、販売 ・可塑剤(フタル酸エステル類、二酸基酸エステル類など) ・難燃剤( リン酸エステル類(RDP、BPADP、PX-200など) ・金属抽出剤(ホスフォン酸エステルなど(PC-88A)) |
ニーズに対応した多様な商品群をラインアップしていますが、このPX-200は粉体商品であり、樹脂加工段階での取り扱い易さで、特に設備面での余分な投資を避けることができます。今後は環境問題対策に重点を置き、新商品開発を進めていきます。