この施工には特注品の陶板瓦スパーブ291「神宮瓦」を採用。10種類ほどの形を用意し、境目なくつなぐ一体葺き廻しにより、優雅な湾曲に仕上げることができました。屋根瓦の歴史的意匠の自由度が増すネオ・トラディショナルな現代的日本建築が可能になった施工方法であると自負しています。
また、工法(曲がり屋根に瓦を敷設する工法)は特許を取得しております。
福井の宝である笏谷石は現在では採掘されていません。当社では笏谷石の歴史と文化を後世に残していくため、スパーブ291シリーズで笏谷石風陶板瓦を製作しました。笏谷石の風化した色合いも5色の混ぜ葺きで表現しました。
代表者 | 代表取締役 近藤 登幹夫 |
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連絡担当者 | 吉村 孝 |
設立 | 1935年12月 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 8名 |
事業内容 | 屋根工事、エクステリア工事、造園工事、建築工事 |
この「一体葺き廻し工法」を、今後は神社仏閣など限定的な用途にとどまらず、ドーム形や波状スイング屋根など特殊な形状の屋根への施工に活かしていきたいと考えています。