昨今の医療現場では、手術・検査時の痛みや出血など、患者の体へのダメージをできるだけ少なくする低侵襲医療が急速に普及しています。近年のがん診断では内視鏡検査が一般的で、その際に使用する医療機器が高度化、精密化を極めるなか、当社は、生体親和性に優れたチタン材料の加工技術や異種金属のレーザー接合技術を活かし、医療機器部品として製造、納品しています。医療機器産業で必須となる企業の品質マネジメントシステム(QMS)をいちはやく取得し、低侵襲医療の実現を支えています。
木管楽器部品は繊細な形状によって音質と外観を保持するため、熟練者によるハンドメイド作業での加工が一般的でした。そこで当社は、眼鏡部品の加工で培った鍛造技術を提案し、これまでの熟練作業に比べて、大幅な生産性の向上を実現。さらに、鍛造加工によって金属そのものが硬くなったため、結果として、楽器の音質も良くなり、奏者から高い評価を得るようになりました。
現在では、ヤマハ㈱、ミヤザワフルート製造㈱、㈱三響フルート製作所に多数納入しています。
代表者 | 代表取締役社長 吉田 俊一 |
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連絡担当者 | 営業部 部長 井上 章 |
設立 | 1948年4月 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 84名 |
売上高 | 16億987万円 |
主要取引先 | 大手医療機器メーカー、ヤマハ㈱、ミヤザワフルート製造㈱、㈱三響フルート製作所、恵那眼鏡工業㈱ |
事業内容 | 精密部品製造 ・眼鏡部品 ・木管楽器部品 ・医療・精密部品 |
「とにかく、一度やってみるか。」を経営方針に、さまざまな事業にチャレンジしています。ものづくりに興味のある方は、是非、一緒に「ヨシ ダ魂」を築いていきましょう。