開催概要
禅の至宝、今ここに
曹洞宗の大本山永平寺は、鎌倉時代の寛元2年(1244)に開祖道元禅師(1200~53)が、越前志比庄(福井県永平寺町)に創建した禅の修行道場です。老樹の茂る清閑とした境内には山門、僧堂、仏殿、法堂といった七堂伽藍が建ち並び、多くの僧が修業に励む根本道場として、770年以上の歴史と、多くの文化財を伝えてきました。
本展覧会は、道元を代表する著作で直筆の「普勧坐禅儀」(国宝)を始めとするゆかりの品々に、歴代禅師の肖像画(頂相)や山内の建物を飾る掛軸や襖絵、そして仏像や工芸など、初公開資料を含む秘蔵の名宝約100点を一堂に展示します。鎌倉時代から現代にいたる貴重な文化財を通して、永平寺の歴史と受け継がれた美を紹介します。
大永平寺展
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鑑賞の見どころを学芸員が20分程度で分かりやすく解説します。
学芸員が永平寺所蔵の文化財や展覧会の見どころについて解説します。
学芸員が永平寺所蔵の文化財や展覧会の見どころについて解説します。 各種資料 |