夏の太陽熱で舗装内に埋め込まれた管内の水は高温となり、その水が熱交換杭を循環する間に地中を温めます。逆に冷やされた水は舗装内に戻って再び温められます。こうして夏の終わりには熱交換杭群の温度は33℃にもなります。その後、熱は拡散しますが、初冬でも30℃を保持し無散水融雪に利用できます。 熱交換杭埋設工法は、当社と福井大学・福井県と環境省地球温暖化対策技術開発事業の共同研究で開発したもので、当社の国交省大臣認定工法であるニーデイング工法のノウハウを使用します。直接ポリエチレン管を地中に設置する他に、Hybridニーデイング工法等で設置したパイルの中空部内、またMSコラム(地盤改良杭)内に設置する等の種々のバリエーション があり、支持力とエネルギーを合わせ持ったパイルとして融雪と空調に利用することにより、当社工法に付加価値をつけることが期待できます。 施工事例としては、駅前広場や高速道路の料金所等に採用されています。
代表者 | 代表取締役社長 三谷 進治 |
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連絡担当者 | 北陸支社技術部 橋本 大地 |
設立 | 1956年 |
資本金 | 21億4,600万円 |
従業員数 | 1,138名(連結) |
売上高 | 860憶75百万円(連結) |
主要取引先 | 総合建設業、電力会社 など |
事業内容 | コンクリートパイルの製造、 販売および 施工その他コンクリート二次製品の製造、 販売 |
『豊かな技術で未来を創造する』企業として顧客のためになる商品を提供することにより社会貢献をしてまいります。