手塚雄二展
福井県立美術館特別企画展
東京藝術大学の教授であり、日本美術院の同人として活躍する手塚雄二(1953- )は、今年で院展初出品から40年の節目を迎えます。指導者として多くの後進を導きながらも、院展第五世代を代表する作家として精力的に制作を続け、現代日本画壇を牽引しています。日本の伝統美に寄り添いながらも現代人の感性をもって捉えるその作品は、常に新しい日本画の在り方を示してきました。手塚雄二展 光を聴き、風を視る 本展は画家の回顧展として過去最大の規模で開催するもので、大学の卒業制作から近年の院展出品作まで約70点の代表作が一堂に会します。大画面に展開する煌びやかで壮大な世界、あるいは詩情あふれる雅な手塚芸術を紹介する貴重な機会となります。また初公開となる画家のスケッチや下図など約80点を併せて展観し、画業の全貌に迫ります。
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