ボランティア活動をはじめとする県民の自主的な社会貢献活動は、福祉の増進、環境の保全、国際協力の推進、まちづくりなど多様な分野で展開されています。 　今後、地方分権や高齢化などが一層進展する中で、県民生活の質の向上と地域社会の活性化を図るためには、こうした活動を促進することが大変重要になっています。 　このため、福井県では、平成１０年に制定された特定非営利活動促進法の趣旨にかんがみ、県民の社会貢献活動の一層の発展を図るため、平成１２年に県民社会貢献活動支援条例を制定するとともに、県民社会貢献活動支援基本計画を策定して、各種支援施策を展開することといたしました。 　ふくい県民活動・ボランティアセンターは、県民の社会貢献活動の活動拠点を提供するとともに、その他の各種支援施策を展開する拠点として整備したものです。 　このセンターでは、交流コーナーや情報コーナー、印刷コーナーの各種設備を利用していただくことにより県民の社会貢献活動の拠点を提供するとともに、ＮＰＯ法人の設立相談をはじめとした相談への対応、学習会、研修会などの開催による人材の育成、情報誌の発行などによる情報の提供などの各種事業を実施します。