かんたん検索
-
国神神社の秋季祭礼
伝統行事
10月15日(~17日)
坂井市
[ 坂井市丸岡町石城戸町 国神神社 ]
1200年以前の創建と伝えられる国神神社の秋の例大祭です。以前は雨が降ることが多かったことから、丸岡城築城時に人柱となったお静の涙雨とも言われました。厳かに豊作の神事が行われ、神輿が練り歩き、100軒以上の露店が並ぶ華やかなお祭りです。
-
青海神社例祭
伝統行事
10月17日
高浜町
[ 高浜町青 青海神社 ]
5つの氏子集落が豊作豊漁を祈る秋祭りです。各区から大太鼓と舟形の囃子山が出て、神社に入ります。囃子山は、昔は屋形を担いで運んでいましたが、昭和20年代後半から徐々に舟形の曳山に変わり、現在は全て舟形。各区の区長宅や山の神にも囃子や神楽が奉納されます。
「若狭・高浜むかしばなし」によればその昔青葉山の麓に大蛇が棲んでいて、退治された際に切れた尻尾が青海神社に落ちて禊の池になったという逸話も残されています。 -
金崎宮「御船遊管絃祭」
伝統行事
10月20日
敦賀市
[ 敦賀市金ケ崎町 金崎宮 ]
南北朝時代の優雅な船遊びが再現する行事です。
1336年、新田義貞の命で金ヶ崎宮に陣取った恒良親王と尊良親王を慰めようと、相手の兵がいったん引いた10月20日に、義貞の家来が敦賀湾に船を浮かべて紅葉と月を愛でたという故事に由来するものです。
白拍子の舞が奉納されるほか、旗やのぼりで飾り付けられた船が巡幸します。 -
いもぼたもちのお供え
食の風習
10月下旬
大野市,勝山市
[ 奥越地域 ]
奥越地域では、その昔、10月下旬の秋の収穫が終わる頃に、神様にいもぼたもちを供える風習がありました。
いもぼたもちは里芋のぬめりを利用して、もち米の代わりにうるち米のつなぎに使います。
奥越地域の里芋は、ぬめりが少なく独特のその歯ごたえに、一度食べたら忘れられないという人も多くいます。 -
そばまつりinみやま
地域の催事
10月下旬
福井市
[ 福井市美山町 みやま木ごころ文化の郷 ]
美山地区の自治会や各種団体でつくる実行委員会が主催するイベントです。各自治会や地元の愛好会などいくつもの店が出店し、自慢のおろしそばなどが味わえます。
また、地元特産品の販売も行われます。 -
ものづくり博覧会
地域の催事
10月下旬
鯖江市
[ 嚮陽会館 ]
眼鏡・繊維・漆器などの工業製品、伝統的工芸品、農産物、飲食料品、観光物産品等を取り扱う地元の企業や、学校等の団体が協力して開催するイベントです。
間近での実演見学や体験を通して、福井の優れたものづくりの技に触れられます。また、出展企業の商品を買うこともできます。 -
九頭竜紅葉まつり
地域の催事
10月下旬(10月最終土・日曜)
大野市
[ 大野市角野 九頭竜国民休養地 ]
九頭竜湖を囲む一連の山々が、紅葉の見ごろを迎える時期に合わせて行われます。
森林浴の森百選に選ばれている会場では、地元でとれた九頭竜まいたけや穴馬かぶらをはじめ、手打ちそばや山菜の天ぷら、栗ご飯、岩魚の塩焼きなど地元の幸を堪能できます。秋の味覚がたくさんつまったふるまい大鍋も人気。迫力のスケールで広がる大野市和泉地区の壮大な紅葉は、一見の価値ありです。
日本森林学会の林業遺産に認定されている越前オウレンは、同市の山間部で生産されている薬用植物で漢方薬に配合されます。
大野の自然に育まれた里芋、すこ、九頭竜まいたけなど、秋の味覚が満載です。 -
打ち豆づくり
食の風習
10月
県内
[ 県内各地 ]
福井では、水田の畦で栽培した大豆が10月頃に収穫されると、打ち豆にして貯蔵していました。
打豆とは、水に浸して柔らかくした大豆をつぶして乾燥させた保存食。調理時の加熱時間が短くて済むため、家庭で重宝されてきました。打ち豆汁、酢の物、炒め物などに使われ、福井の郷土料理として今でも多くの家庭で食されています。 -
鹿島の森伝説 越前・加賀県境綱引き
地域の催事
10月
あわら市
[ あわら市吉崎 ]
『今は昔、福井の男神様と石川の女神様が「鹿島」をめぐり、取り合いのけんかを始めた。お互いにゆずらず、綱引きで決着をつけることになり...』という神話に基づき、全国的に珍しく、県境の上で開催されるイベントです。綱引き終了後は、県境に見立てたモニュメントを敗者側に押し込み、勝者側の“領土”を広げる移動式が行われます。
-
昭和の花嫁行列
地域の催事
10月(または11月)
越前市
[ 越前市中心部のタンス町通り周辺 ]
昭和の花嫁衣裳を着た新郎・新婦が、越前市のタンス町通りを中心にまちなかを練り歩きます。長持ちやタンス等の花嫁道具と一緒に行列する様はとても華やかです。
-
へしこのつけ込み
食の風習
10月(~11月)
美浜町
[ 美浜町ほか ]
鯖や鰯の糠漬けの「へしこ」は、福井を代表する発酵食品です。魚を長期保存するための、先人の技術と工夫が詰まった逸品で、新米の糠が出回る秋から冬が漬け込みのシーズン。約1年かけておいしいへしことなります。糠を軽く落とし火であぶったものはお茶漬けや酒の肴に良く、新鮮なものであれば刺身で食べることもできます。
呼び名は魚を塩漬けにして2、3日経つと浮き出してくる魚の体内の水分、干潮(ヒシオ)が変化した、また、鯖を木樽に漬け込むことを「へし込む」という当地方の漁師言葉がなまったともいわれています。
一本一本丁寧に塩をすり込んだ後は、糠樽の中で本漬けにされます。 -
大和田荘七敦賀に大和田銀行設立
記念日
11月1日(1892年)
敦賀市
[ 敦賀市相生町 敦賀市博物館 ]
1892年11月1日に大和田銀行が敦賀郡敦賀町に設立しました。
大和田銀行を設立した大和田荘七は、敦賀の発展のため、敦賀港を国際港にする活動に尽力した人物です。また、海運業や貿易、銀行など幅広い分野で商売を行い、そこで得た財産を、敦賀の発展のためにつぎ込み、貢献しました。
この建物は、現在も市立博物館として利用されています。 -
大野市総合文化祭
伝統行事
11月3日
大野市
[ 大野市有明町 大野市文化会館 ]
毎年開催される市の文化祭で、大野市指定無形民俗文化財である、雨乞い踊りやしぐさ踊りといった伝統芸能が披露されます。
雨乞い踊りは、大野市牛ケ原の坂戸・尾永見・大門の三区に伝わる雨乞い祈願の踊りで、棒振りと囃子を行います。
しぐさ踊りは、菖蒲池区で伝えられている踊りで、仕草が美しいという特徴があります。 -
大谷寺万灯会
伝統行事
11月3日
越前町
[ 越前町大谷寺 大谷寺 ]
白山信仰の祖「泰澄」を開基とする大谷寺では、11月3日、夕やみ迫る頃になると、境内に祈願の文字が書かれたろうそくに火が灯され、闇夜の中、幽想的な光のページェントに彩られます。
-
ふぐまつり・産業まつり
地域の催事
11月3日
高浜町
[ 高浜町青戸 エルドランド ]
冬の味覚のとらふぐと、高浜町の特産品やご当地グルメなどを同時に味わえるイベントです。
-
越前がに漁の解禁
食の風習
11月6日
県内
[ 県内各地 ]
「越前がに」とは、福井県で水揚げされた雄のズワイガニのことを言います。黄色いタグが目印で、毎年皇室にも献上されています。
この越前がに漁が解禁される日が11月6日。解禁を海上で迎え、すぐに漁ができるようにと、前日の夜に多くの漁船が出港します。
重量1.3kg以上、甲羅の幅14.5cm以上、爪の幅3cm以上のものを最上級の新ブランド「越前がに極(きわみ)」として認定しています。 -
若狭小浜小鯛ささ漬 地理的表示保護制度(GI)登録
食の風習
11月10日(2017年)
小浜市
「小鯛ささ漬」は日本海で取れたレンコダイを三枚におろして塩や酢に漬けた後、杉の木などでできた樽に詰めたもので、明治後期に開発されたといわれています。身が締まり、適度な塩気と酸味が小鯛の旨味を引き立てています。
2017年11月10日に、G1に登録されました。 -
上庄さといも 地理的表示保護制度(GI)登録
食の風習
11月10日(2017年)
大野市
「上庄さといも」は肉質が固く締まっているため煮崩れしにくく、もちもちとした独特の食感が特徴です。大野市上庄地区で代々生産されており、この環境が大野在来の品種特性を最大限に発揮し、高品質なサトイモが生産されることから、古くから「上庄さといも」の名称で親しまれてきました。
2017年11月10日に、G1に登録されました。 -
食の文化祭
地域の催事
11月上旬
池田町
[ 池田町 ]
春から秋にかけてできる多種多様な野菜や伝統的な食文化を、楽しむことができるイベントです。このイベントは特定箇所で開催されるのではなく、池田町全体が舞台となって行われています。
-
せんべい焼き
伝統行事
11月20日
敦賀市
[ 敦賀市神楽町 天満神社 ]
11月20日は恵比須講の日で、天満神社の中にある恵比寿神社の例祭日です。
恵比須神など神無月に出雲に赴かない神を祀り、1年の無事を感謝し、五穀豊穣、大漁あるいは商売繁盛を祈願します。
この時に青竹の先にせんべいを挟んで篝火のご神火で焼いて食べると無病息災で過ごせるといわれています。 -
丸岡新そばまつり
地域の催事
11月中旬
坂井市
[ 丸岡町八ヶ郷 いきいきプラザ 霞の郷 ]
丸岡産のとれたての新そばを使った打ちたての香り高い「おろしそば」が堪能できる祭りです。そば打ち匠の技の披露など、そばを使ったイベント満載です
-
三国温泉カニまつり
地域の催事
11月中旬
坂井市
[ 坂井市三国町宿 三国サンセットビーチ駐車場 ]
11月6日の越前がに漁解禁後に開催される、県内外から多くの方が訪れる人気のイベント。
セイコ蟹をまるごと1匹使用したカニ汁やカニめし等かに料理のほか、ガサエビ鍋無料配布が行われる。
とれたての越前がにや海産物も、お得に販売され、福井名産越前がにを思う存分味わうことができます。 -
越前かにまつり
地域の催事
11月中旬
越前町
[ 越前町厨 道の駅 越前 ]
越前がに最大の水揚げを誇る越前町で開催される、福井県最大のカニの祭典です。会場内では越前がにの即売や、海鮮グルメなど、福井のおいしい食を味わえます。
-
大島半島のニソの杜の習俗
伝統行事
11月22日または23日
おおい町
[ おおい町大島 ]
おおい町の大島半島を開拓した先祖を祀ったといわれる「ニソの杜」の祭祀。ニソの杜を守り継ぐ住民たちが22日から23日にかけて、それぞれが管理する祠を訪れて手を合わせ、祖先への感謝の思いを示します。ニソの語源の由来は、祭祀を営む日にちの「23」や、半島を開拓した24家族の「24」をニソと呼んだ、などの説があります。祖霊信仰の習俗として、地元住民により大切に受け継がれています。
-
剱岳かりんて祭り
地域の催事
11月23日
あわら市
[ あわら市椚 剱岳公民館 ]
あわら市の剱岳地区では、昔から秋の収穫が終了すると各家でささやかなご馳走を振舞う習慣がありました。そこで地元の有志が収穫を感謝するために集まったことが、この祭の始まりといわれています。
直径2.5mの大鍋で地元食材を煮てふるまわれる名物「かりんて鍋」は豪快そのもの。ほかにも新鮮な地元農産物の販売や「劔岳そば」の実演販売などがあり、秋の山里の恵みが味わえます。 -
もみじまつり
地域の催事
11月下旬
鯖江市
[ 鯖江市西山町 西山公園 ]
日本の歴史公園100選にも選ばれた、西山公園で毎年開催される秋のイベント。5月のつつじが有名な西山公園は、秋には約1,600本のもみじが彩る北陸随一の紅葉の名所でもあります。「嚮陽庭園(きょうようていえん)」をはじめ公園全体にもみじが鮮やかに色づく様は圧巻です。
隣接する道の駅西山公園ではもちつき、豚汁配布なども行われます。夜は公園がライトアップされ、日中とはまた違う表情を見ることができます。 -
水ようかんのある風景
食の風習
11月~
県内
[ 県内各地 ]
寒い冬にこたつで食べる水ようかん。福井県民におなじみのふるさとの風景は、大正時代の頃から定着した風習といわれています。
地域によってはでっちようかんとも呼ばれ、他県のものに比べ糖度が低く、やわらかくて瑞々しいのが特徴です。福井の水ようかんは黒砂糖と小豆、寒天とシンプルな素材で作られており、日持ちがしないため、11月~3月の寒い時期に販売されます。福井を代表する銘菓のひとつです。 -
越前市まるごと食の感謝祭
地域の催事
11月(秋ごろ)
越前市
[ 越前市高瀬二丁目 越前市武生中央公園 越前市文化センター ]
越前市の食を楽しむイベントです。
旬を迎えた農産物や地元グルメの販売、郷土料理やジビエ料理のふるまいなど、越前市の「おいしい」をまるごと体感できます。 -
若狭がれい皇室献上
記念日
11月(1985年)
小浜市
[ 小浜市 ]
「若狭かれい」は、江戸時代の書物で全国各地の名産品を集めた「日本山海名産図会」において、「淡乾の品多しとはいえども是天下の出類雲上の珎美と云べし」と、最上級の賛辞が与えられています。
「若狭かれい」は、昭和60年に皇室献上されて以来、毎年11月末から12月に献上されています。 -
つるし柿づくり
食の風習
11月(~12月)
南越前町
[ 南越前町 ]
今庄特産のつるし柿は、北陸道の宿場町「今庄宿」があった旧今庄町の名物で、「一つ食えば一里、三つ食えば三里歩ける」といわれ、江戸時代の旅人や参勤交代の大名一行が携帯保存食として買い求めたと伝えられています。野草の葉を編んだ約50センチの縄1本に5個柿を吊るし、縄2本を結んで10個ずつ干して、そのままの姿で販売されます。
その歴史は400年以上にもおよび、干した柿を燻製にするという製法は全国的に見ても独特です。
※写真は福井新聞社提供(一部除く)