かんたん検索
-
涅槃団子
食の風習
2月15日
県内
[ 県内各地 ]
釈迦の入滅の日に行われる、涅槃会で配られる団子で、地域によっては持っていると魔除けや蛇除けになるといわれています。
-
水海の田楽能舞
伝統行事
2月15日
池田町
[ 池田町水海 鵜甘神社 ]
池田町水海の鵜甘神社で毎年2月15日に奉納されます。
由来は建長年間の冬、鎌倉幕府の執権であった北条時頼が諸国行脚で池田の地を訪れた際に、大雪に見舞われやむなく水上地区での越冬を決意。その時、村人たちが「田楽」を舞って慰めたところ、それを喜んだ時頼が「能舞」を教えたことが始まりと伝えられています。 -
惣田正月十七日講(ごぼう講)
伝統行事
2月17日
越前市
[ 越前市国中町 ]
年貢の取り立てが厳しかった1705年に村人の結束を強めるために始まったとされ、江戸時代の凶作による2度の中断をはさんだのみで300回以上を数える伝統行事。座敷の床の間に設けられた神座に神様をお迎えし、1年の豊作を祈願します。
直会で山盛りのごぼう料理を食べることから「ごぼう講」とも呼ばれ、講人は江戸時代から書き継がれる「講宿帳」の順番で講宿の当番を務めます。 -
お面さんまつり
伝統行事
2月17日
池田町
[ 池田町志津原 白山神社 ]
池田町志津原の白山神社でのお面さんまつりでは、かつて正月神事で能舞が奉納されていました。現在では能が奉納されなくなりましたが、使われていた能面を公開する神事として継承されています。
お面さんまつりでは、「御神面」として崇敬されている県指定有形文化財である翁・三番叟・父尉のお三面は面箱から出され神前に並べられます。尉面や女面などの能面・狂言面とともに参拝者に公開し、かつての伝統を伝えます。 -
すりばちやいと
伝統行事
2月20日
鯖江市
[ 鯖江市長泉寺町 中道院 ]
護摩炉を頭にかぶせて灸をすえる加持祈祷。護摩炉の形が「すりばち」に似ていることから「すりばちやいと」と呼ばれています。平安時代に天台宗中興の祖として有名な元三大師(がんざんたいし)が、護摩を焚いて疫病を鎮めたことが起こりとされ、今も受け継がれています。
-
上野古典立華
伝統行事
2月中旬
南越前町
[ 南越前町牧谷 南条文化会館 ]
安政6年(1859)の春に、上野の徳正寺住職と笛吹弥次右衛門が京都の池坊六角堂を訪れ、立華を学んだことが始まりとされます。その後、徳正寺住職により上野華道奨励会が結成され今に伝えられています。
立華は全体で山川海などの自然風景を表現しています。毎年2月中旬に定例の「古典立華伝承展」を開催しています。 -
睦月神事
伝統行事
2月中旬(2月第3日曜)
福井市
[ 福井市加茂町 賀茂神社 ]
現在は4年に1回、大森区で行われている、五穀豊穣・天下泰平を願う行事です。
2月14日の朝、神社参拝後、みこしを中心に行列を整え、祭場(睦月神事会館)まで練り歩きます。会館に着くと、明神まいり、油おし等の行事を行った後、米俵4俵の上に戸板を載せた舞台で、子どもたちの舞が披露されます。 -
伊勢講
伝統行事
2月中旬(2月第3日曜)
大野市
[ 大野市土布子 ]
約300年前から伝わる洪水封じの行事で、昔、大洪水があったときに伊勢堂(祠)の前に流木が引っ掛かり、濁流を左右に分けて難を逃れたことに由来するといわれています。
味噌で煮た大根を流木に見立てて食べる風習です。 -
だのせ祭り
伝統行事
2月中旬(旧暦の正月8日付近の日曜)
敦賀市
[ 敦賀市野坂 野坂神社 ]
野坂神社の年頭の神事として、地区の人々により長く行われてきたのが「だのせ祭り」です。
だのせ祭りは田遊びの一種で、太鼓を中心にして踊る様子がよく紹介されています。
田遊びとは、稲作の理想的な作業の様子を模擬的に演ずる予祝行事です。田遊びは正月の行事として行われることが多く、野坂区でも旧暦の正月8日に行われてきましたが、現在はその日に近い日曜日に行われています。 -
谷のお面さん祭り
伝統行事
2月中旬(2月16日付近の日曜)
勝山市
[ 勝山市北谷町 谷区集会所 ]
谷区に伝わる尉面や女面など4つの能面を礼拝し、1年の豊作を祈願する行事です。
かつては「いんねん祭」として区長宅で祭事を行っていましたが、現在は地区の集会所を会場として、能面を公開しています。 -
加茂神社のオイケモノ
伝統行事
2月下旬
小浜市
[ 小浜市加茂 加茂神社 ]
小浜市の加茂神社で行われる、農作物の豊凶を占う行事です。
ドングリ、シイ、トコロイモ、クリ、ギンナン、カヤ、カキの7種類の木の実や種を木の小箱に入れてご神木の根元にある地中の石室に埋め、1年後に取り出して発芽具合を見て、その年の農作物の作柄を占います。 -
勝山左義長まつり
伝統行事
2月下旬(2月最終土・日曜)
勝山市
[ 勝山市市街地周辺 ]
勝山に300年以上前から伝わる奇祭。市街地に12基の櫓が立ち、赤い長襦袢姿の大人たちが独特のおどけ仕草で三味線、笛、鉦による軽快なテンポの囃子に合わせて浮かれ踊ります。
フィナーレの「どんど焼き」では御神体に火を点け、神様を天に見送ると共に鎮火と五穀豊穣を祈願。奥越地方に春を呼ぶ祭りといわれています。
傘天井で有名な登録有形文化財、旧料亭「花月楼」の御座敷からも左義長まつりを見ることができます。
勝山の郷土料理「ぼっかけ」は、赤いかまぼこや三つ葉が入った出汁を温かいご飯にかけて、海苔やワサビを添えて食べられます。 -
立志式
伝統行事
2月
県内
中学2年生の生徒が、将来の目標を定めて志を立てる行事です。かつての元服の儀式に由来します。幕末の福井藩士橋本左内は、14歳のとき、立派な人物(武士)になるための心構えを「啓発録」に書き表しました。この中に、志を立てるという項目があります。
生誕の地がある福井市春山地区で「左内塾」が結成されるなど、左内が残した「立志」の精神は現在も受け継がれています。 -
イサザ漁の解禁
食の風習
3月1日
小浜市
[ 小浜市 ]
イサザは別名シロウオと呼ばれる美しい魚。春の雪解け水が満ちる3月に産卵で南川を遡上するため、「春を告げる」魚といわれています。
活きの良いイサザにわさび醤油、またはポン酢をかけそのまま食べる「イサザの躍り食い」や、だし昆布の鍋にサッとくぐらせ、美しい白色になったところをポン酢で食べる「びっくり鍋」は若狭の春の珍味です。 -
あわら市の誕生
記念日
3月1日(2004年)
あわら市
[ あわら市 ]
2004年3月1日に、芦原町と金津町が合併してあわら市が誕生しました。
あわら市は、県の北端に位置する福井随一の温泉観光地で、情緒あふれる温泉旅館で海の幸、山の幸が堪能できます。 -
お水送り
伝統行事
3月2日
小浜市
[ 小浜市下根来 八幡宮、神宮寺 ]
奈良東大寺のお水取りの「お香水」は、若狭鵜の瀬から10日間かけて東大寺二月堂の「若狭井」に届くといわれています。お水送りは午前11時の山八神事からスタート。修二会、大護摩法要のあと、7メートルにも及ぶ巨大松明をかかげた松明行列で鵜の瀬へ向かい、幻想的な空気に包まれながら遠敷川にお香水を流します。
奈良と若狭が昔から深い関係にあったことを物語る行事です。 -
おおい町の誕生
記念日
3月3日(2006年)
おおい町
[ おおい町 ]
2006年3月3日に 大飯郡大飯町・遠敷郡名田庄村の合併により、おおい町が誕生しました。
町の90%を占める山林、若狭湾国定公園の美しい海岸線に囲まれた町です。
豊かな自然と、人情の中で、子どもたちものびのび育っています。 -
初午だんごまき
伝統行事
3月上旬
大野市
[ 大野市 木本 岩崎稲荷神社 ]
大野市の岩崎稲荷神社では、防火や豊作、無病息災を祈願して、彩り豊かな団子をまく、初午だんごまきが行われます。だんごは赤や黄、緑などに色づけされ、きつねの形をしたものや「初午」「火の用心」などと書かれたものもあり、住民総出で300キロ近い米を使って手作りされます。
2匹の雄きつねがお嫁さんを取り合って争い、負けた方が村に火をはなったという言い伝えから、そのきつねを岩崎稲荷に祀ったことが始まりといわれています。
全国的にも珍しいきつねの形のだんごを、ぜひ手に取ってみてください。 -
越前かに感謝祭
地域の催事
3月上旬
越前町
[ 越前町厨 道の駅越前 ]
今シーズンのお客様に、そして『越前がに』に感謝する2日間。越前がにの即売市やグルメ屋台などが集まり、3月20日に終了となる越前がに漁を締めくくります。
-
若州一滴文庫 開設
記念日
3月上旬(1985年)
おおい町
[ おおい町岡田 若州一滴文庫 ]
おおい町出身の水上勉(直木賞作家)は、「雁の寺」や「越前竹人形」など、叙情あふれる独自の文学作品を多く残しています。
同施設は1985年3月に若州人形座の拠点、資料展示施設として開設されました。「若州一滴文庫」という名称は、同郷の儀山善来和尚の「曹源一滴水」という思想に感銘を受け名付けられたもの。貧しい少年時代を経て、「一滴の水も粗末にするな」という和尚の思想を受け継いでいます。 -
初午祭
伝統行事
3月上旬(旧暦2月の最初の午の日に近い日曜)
敦賀市
[ 敦賀市山 稲荷神社 ]
村を荒らしていたヒヒに若い娘を人身御供として奉納していたが、旅の武芸者がヒヒを退治して村を救ったという伝承に由来しているといわれている行事です。故事にちなみ、ゴクカキと呼ばれる身を清めた男衆8人が人身御供役の子どもを囲んで供え物を神社に運びます。
五穀豊穣と無病息災を祈願する神事のあと、もち米と豆を蒸した「赤蒸し」が区民に配られます。 -
若狭たかはまひなまつり
地域の催事
3月上旬(2月中旬~)
高浜町
[ 高浜町本町、中町商店会 ]
3月3日は「上巳」「桃の節句」などといわれ、厄を人形に移して祓う「流し雛」の風習がありました。それらが発展し、雛人形を飾り女子の健やかな成長を祈る現在の「ひなまつり」となったといわれています。
わかさ高浜ひなまつりは高浜町の本町、中町商店街を中心として、商店や一般家庭の玄関先に各家庭自慢のひな人形を展示する行事。明治時代から平成までのひな人形を一度に見ることができ、旧丹後街道沿いに約2㎞にもわたって新旧さまざまなひな人形が並ぶさまは必見です。 -
神田祭
伝統行事
3月11日
南越前町
[ 南越前町上別所 素盞鳴神社 ]
江戸後期から明治初期に始まった行事で、集落の住民が集まり、繁栄と五穀豊穣を祈願しながらみんなでご飯を頬張ります。毎年集落の家が持ち回りで世話役を務め、各家から二合ずつ集めた米を炊き込みご飯として炊き、高さ15センチほどの円筒形に固めて盛り付けます。
-
五箇条の御誓文の公布
記念日
3月14日(1868年※旧暦)
県内
[ 県内各地 ]
福井藩の財政再建を手掛けた由利公正(三岡八郎)は、明治新政府においても大きな役割を果たしました。起草した「議事之体大意」は、1868年3月14日(旧暦)に公布された新たな国策の基本方針「五箇条の御誓文」の原案となりました。坂本龍馬と足羽川近くの旅館にて日本の将来を語り合ったというエピソードも残っています。
-
お獅子祭
伝統行事
3月19日~(21日)
坂井市
[ 坂井市三国町安島 大湊神社 ]
この祭りでは、獅子頭を中心にした行列が集落を巡ります。
獅子頭はご神体とされ、かぶったりして舞に使用することはありません。獅子頭の載った神輿の下をくぐるとその一年は健康だといわれており、かつては非常に多くの人がくぐろうとして、行列が先へと進めなかったこともあったそうです。
※写真所蔵:福井県立歴史博物館 -
坂井市の誕生
記念日
3月20日(2006年)
坂井市
[ 坂井市 ]
2006年3月20日に坂井郡の三国町・丸岡町・春江町・坂井町、4町が合併して、坂井市が誕生しました。
荒波打ち寄せる東尋坊の気高さ、現存12天守のひとつ丸岡城の素朴さ、三國湊町の風情など、豊かな自然tの歴史が調和したまちです。 -
三方五湖梅まつり
地域の催事
3月中旬
若狭町
[ 若狭町成出 梅の里会館 ]
全国有数の梅の産地である若狭町で行われる祭りです。3月になると、三方五湖周辺の約8万本の梅林が見ごろを迎え、一足早い春の訪れを感じられます。
福井梅の梅干しや、若狭町の特産品を販売するテントが並ぶほか、もちまきや汁物のふるまいなども行われます。 -
観音様のおすすめ
伝統行事
3月中旬(3月第3日曜前後)
勝山市
[ 勝山市遅羽町北山 当番宅 ]
勝山市北山区に祀られている十一面観音に五穀豊穣を祈り、その徳を分け与えていただく行事です。
子供たちが「かんのんさまのおすすめ」と大声ではやしながら家々をまわって玄米を集めます。それをおかゆにして男性が「かんのんさまのおすすめ」とはやしながら、客である女性や子供に何杯もすすめます。 -
七間朝市
地域の催事
春分の日~年末
大野市
[ 大野市元町 七間通り ]
織田信長の部将、金森長近が城下町を築いた400年以上前から続く名物朝市。春分の日~12月31日の午前7時~11時頃まで開かれ、七間通りに地元でとれた野菜や山菜などがところせましと並びます。新鮮な野菜もさることながら、屈託のないおばちゃん達との会話と、食材に関する調理方法などの情報交換も訪れる楽しみの一つです。
-
小浜市の誕生
記念日
3月30日(1951年)
小浜市
[ 小浜市 ]
1951年3月30日から福井県遠敷郡小浜町、今富村、内外海村、国富村、遠敷村、口名田村、中名田村および松永村が合併して小浜市が誕生しました。
小浜市は、海の幸など食が豊かなことから、朝廷に食材を収める「御食国(みけつくに)」と呼ばれており、「食」を中心としたまちづくりを進めています。
※写真は福井新聞社提供(一部除く)